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2014年6月

2014年6月26日 (木)

新茶の放射能測定結果がでました。

今年の新茶と茶園土壌の測定結果が出ました。
新茶は粉茶10グラム以上を300CC(10倍量)以上のお湯で抽出したものを測定しました。
       (事務局)
「hp.2014.6.24radioactivity.result.pdf」をダウンロード

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2014年6月17日 (火)

人生で初めての新車購入! ~父(利之)のファンの方必見!~

 先日、生まれて初めて新車を購入しました!しかも4WDでオープンカー。皆さんうらやましいでしょ~。

しかし、実は新車というのは、田植え機。でも嘘はついてませんよ。

ゴールデンウィーク明けに、昨年まで使っていた田植え機を小屋から引っ張り出してきました。人もだいぶ疲れてきていますが、長年使いこんでいる機械ももちろん弱ってきています。しかし、そこは機械好きな私。その弱っている部分をなんとか直す...というか、仮処置でごまかして「さあ、今年もたのんだよ~」と田植え機に声をかけ、田んぼに向かう途中。あれ、あれれ~ 。な、なんと、車輪がもげそうになりました。車輪の軸が折れかかっているみたい。だめだこりゃ(ドリフのマネではないが…)。致命的なので、修理はあきらめました。

しかし、稲の苗も植えごろで、これ以上は田植えを待てない状況(冷汗)。しかたなく、近くの農機具屋に行ってパンフレットを見せてもらいました。

驚いたことに、今の田植え機は苗を植えた時に、同時に苗の根本に農薬や化学肥料を直接入れる事ができるスペシャル機能を備えているものばかり。

しかし、もちろんそんな機能は私たち三芳の農家には不要。そうスタッフに相談し、他の店舗に在庫状況を聞いてもらいましたが、みんなスペシャル機能付きばかり。それでも、茨城県に1台だけある事がわかり、翌日の午後に無事に我が家に新車が到着!

そして、なんとか4、5日で田植えも終了。ほっと胸をなでおろしました。

しかし、私たちの行っている有機農業は世間流れと逆行しているんだなと感じました。

その後、近所のみんなに「新しい機械で、楽になったでしょ~」と言われましたが、本当にその通り。まだ支払いが残っていますが、今回はなんとか急場をしのぐ事ができました。

また機械好きな父も、以前より調整箇所が増えたこともあり最初はとまどっていましたが、私の根気強い説得の結果、しぶしぶ操縦してくれました。その時の写真を載せましたので、久々の父の勇姿を皆さんにご覧いただきたいと思います。

Photo_3

また、最近のトラクターもキャビンと言って操縦席が部屋になっていて、冷暖房完備!また、人によっては音楽を聴いたりテレビを据え付ける人もいるようです。ですから、今まで農家は雨が降るとゆっくり休めましたが、逆に休めなくなってしまったようです。でも、あまりキャビン内の居心地がいいと、居眠りが出てしまいそうで危ないですね。そのうち、乗用車みたいにエアバッグなんかも搭載されたりして。まあ、田植え機もトラクターも農家にとっては欠かせない車。人も機械もいつまでも元気に頑張って欲しいと思います。

また、現在農家は二極化しています。私たちのように規模は小さいが野菜に付加価値をつけて販売する農家。またもう一方は大型機械を導入し、作業効率で勝負する農家です。やはり、私はしっかり地に足をつけ、身の丈に合う前者の方がいいと思います。何より農薬を使用する農法は農家が真っ先に農薬の被害を受けるからです。しかし、農家が農薬を使用せざるを得なくなったのは、消費者が、安く形の良い野菜を季節関係なく要求するせいでもあります(もちろん私も含め)。そういう考え方から見直さなければこの世から農薬は無くならないと思います。TPPも始まり、将来の農業はどうなっていくのでしょうか。そういう中でやはり安全な食べ物が欲しい方たちのために、私たちはあらゆる手をつくして生き残っていこうと思います

生産者番号 56 八代弘樹

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三芳からの「宝石箱」は届きましたか? ~今この時代に足りないもの~

 夏本番のような陽気になりましたが、みなさんお元気ですか?また、三芳からの宝石箱は届いたでしょうか?

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宝石箱に例えたのは「イチゴ」の事。作ったのは50番の渡辺さん。現在の生産グループの代表です。私はこれを出荷場で見た時に、その質と量に驚きました。それは、これを育てる大変さがわかるためです。我が家でも10年くらい前までは作っていましたが、空からは「カラス」、地面からは「ナメクジ」「ダンゴ虫」などの攻撃。また天候などにも大きく左右されます。よって本当に貴重!でも、渡辺さんに聞くと「そんな、たいした事ないよ。自分で食べたいから作っているんだよ。」とさらっと言います。きっと、これを手にした会員の方の笑顔を思い浮かべると、苦労も気にならないのでしょう。また、今年は雨も少なく、空気も乾いていて、イチゴにとっては恵まれた年だったそうです。それにしても、ほんとうに辛抱強いな~と思います。最近は会議の度に会員減の問題も取り上げられますが、まだまだ出荷できる品目、また会員の心をひく方法もあるようですね。

 

ちょっと話は変わりますが、最近は、郊外の大型量販店の勢いに押され、古くからの商店街が衰退。ここ南房総の商店街もシャッター街も増えてきました。しかし時々テレビで、一部の老舗商店街が色々な特色やサービスを活かし頑張っているとの報告。また信州あたりのタクシー会社がお年よりの買い物につきあうなどのきめ細やかなサービスで売り上げを伸ばしているとか、小さな電気屋が電球一個から届けるサービスを始めて頑張っている姿をテレビで見ると、私達も下ばかり見てはだめだな~と感心させられます。

しかし、そういう会社には共通点があると思います。それは物だけを売るのではなく、同時に真心を届けているからだと思います。しかも、それも上辺だけのことではなく、心の底からの感謝の気持ち!それは単に毎朝「社訓」を読むだけでは到底不可能なことです。でも、それこそがこの時代に足りないものではないだろうかと私は思います。

今回の渡辺さんの「イチゴ」も、また今年も出荷されるであろう「ゴマ」もそうですが、手間がかかる、また不作の確率も高いなど、様々な理由で他の生産者が作るのをやめた作物を、今もしっかりと今も作り続けている。そういう先輩方の生き方は本当に素晴らしいし、食べる会の会員の方も、そういう生産者の背中を見て、40年間ついてきてくれたのだと思います。

私を含め、2代目の生産者には、まだまだ先輩方から学ばなければならない事がたくさんあります。ここ半年で3名の生産者が亡くなり、本当に寂しく感じています。食べる会と三芳、共に歳を重ねていくわけですが、是非6月の「食べる会総会」、秋の「新穀感謝祭」、また5年後の「45周年記念式典」では多くの方といっしょにお祝いしたいと思いますので、食べる会の方もどうか体に気を付けて、元気にすごしていただきたいと思います。

今後とも「地中防衛軍」三芳支部 & 西東京支部 共に頑張っていきましょう!

 

生産者 八代弘樹

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我ら「地中防衛軍」!!

  先日、我が家に来客があり、夜に外食を終えて車で家へ帰る途中「この音なんだろ?」と聞いてきた。愛車のエンジン音がおかしいのか?いや特に問題ない。結局その音は、な、なんと「カエルの合唱」。田植えがほぼ終わり、水が張られた田んぼでカエルたちが嬉しそうに歌っていたのである。

Photo

ほんとうに慣れは怖い。毎日カエルの鳴き声を聞いていると、子守唄どころか、気にならなくなってしまう。以前、同じように、ゼンマイ仕掛けの壁掛け時計の「カチカチ」という音を、電話中の相手に「なんか時限爆弾動いてない?」と指摘されびっくりした事を思い出した(笑)。

ちょっと話は変わるが、最近テレビCMで「抗菌、除菌、殺菌効果」などという言葉をよく耳にする。もちろん昔は日本も今のように衛生的でなかったはず。しかし今は、本当に菌の少ないきれいな部屋で生活している人がほとんど。それでも、さらにCMでは、洗濯物やキッチン、また部屋全体までも「これ一本で抗菌OK~」と流れている。もちろんトイレだってウォシュレットが増えている。

赤ちゃんだって、最近では哺乳瓶を煮沸でなく薬で除菌。おむつも綿の布ではなく、家でも常に使い捨ての紙おむつ。ベランダに干してある綿のおむつ等は全くといっていいほど目にする事はない。赤ちゃんはこれで大丈夫なのか?

私は、哺乳瓶はもちろんの事、キッチン周りなど、口に入るものを必要以上に殺菌するのはちょっと問題があるのではと時々心配になる。

有機農業は色々な菌に助けられて成り立っている。自然界にはもちろん悪い菌もいる。でも、良い菌もたくさんいる。有機物が発酵して堆肥になるのも菌のおかげ。私は、人の生活環境の清潔化と様々なアレルギーの人が増えてきたという問題は関係があるのではないかと思う。しかし、そんな事を言う私も、もう立派なおじさん。最近は靴の臭いが気になり、時々「シュッ」っと除菌スプレーを使ってしまう。また、公衆トイレでウォシュレットがあるとホッとする。本当に習慣とは怖いものだと思う。

最近よくテレビで流れる、レスリング選手が出る警備会社のCMを見て思う。私たち有機農業者だって「地球防衛軍!?」と言ってはちょっとオーバーかもしれないが、「地中防衛軍!!」ではあると思う!これからも色々な菌たちとうまくつきあい、少なくとも地中はいつまでも菌たちの楽園であって欲しいと思う。そしていつまでも、生態系ピラミッドの底辺をしっかり支えて欲しいと願っている。

また、今回の放射能事故による影響を一番受けているのは、実は菌たちかもしれない。人の真上に広がる大宇宙ももちろん大切。でも、三芳の農家は「足元に広がる小宇宙」をこれからも大切にしていきたいと思う。

生産者番号 56 八代弘樹

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2014年6月 5日 (木)

2014年度食べる会総会のお知らせ

2014年度安全な食べ物をつくって食べる会の総会を
下記のように開催いたします。

日時  2014年6月22日(日)10時から12時
場所  文京区民センター 3階A会議室

午後は生産者との話し合いを行います。
      

           (事務局)

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2014年6月 3日 (火)

世界は女性が回している!? ~ 生物たちの不思議な関係 ~

早いもので、私も生産グループに入会してもう14年になりますが、実はまだ作っていな野菜があります。それは「春キャベツ」。しかし今年初めてチャレンジしました!でも、他の人より種まきが1ヶ月近く遅れ、皆はもう出荷最盛期なのに、我が家はまだ丸まり始めたばかり。しかもモンシロチョウが卵を産み、先日、青虫がはっているのを発見。雨の中、急遽虫取りを行いました。

その時に「あれっ!」。成長の早い大きなキャベツには大きな青虫、小さなキャベツの青虫は小さいなって思いました。考えてみれば、いくらやわらかい春キャベツであっても、生まれたばかりの青虫の小さな口で厚みのある大きなキャベツを食べるのはちょっと大変!ですから、多分、母親であるモンシロチョウがちゃんと小さなキャベツに卵を産み、赤ちゃんのうちは、よりやわらかい葉を食べ、キャベツと共に育つように計算されているのでしょうね。そういえば、生産グループで野菜作りの上手な家庭は、奥さんがしっかりしているような...。でもそれが誰かは、恐ろしくて私の口からは言えませんので、皆さんご想像ください(笑)。やはり、モンシロチョウも含め、世の中の女性は皆賢く、世の中をいい感じに回しているんですね。

Photo_2

さて、青虫とのかくれんぼ対決ですが、鬼である私はキャベツと同じ色である青虫を探さなければいけません。すぐにつかまる虫もいれば、人の気配を察知し、まるまって下に落ちるもの、また葉の陰にいるものもいます。そして、鬼である私から逃げのびた賢い青虫がまたモンシロチョウになるのですから、遺伝子の関係で、どんどん賢くなるのも納得!でも、モンシロチョウもいないと、エンドウ豆などの受粉にも影響が出るでしょうから、協力者であったり、敵であったり、本当に世の中はうまくできていると思います。

ちょっと例がおかしいかもしれませんが、農薬と雑草の関係も同じようなもので、より強い農薬を使うと、その抗体性を持ったスーパー雑草が生まれ、またより強い農薬を使う...というように鬼ごっこになるのです。アメリカ等、大規模農業国ではこの現象が顕著に表れています。

雨の中、カッパを着て行ったその作業はとても大変でしたが、一つだけホッとした瞬間がありました。それは、震えながら雨宿りをしているミツバチ(色は茶色だったので、日本ミツバチではなく西洋ミツバチでしたが)を見つけたこと。昆虫にとっては雨もまた凶器なんだそうです。そして、ちゃんと育って食卓に並ぶかも微妙な我が家の情けないキャベツですがミツバチの傘代わりになってくれました。雨上がりに、無事に巣に帰って仲間と会えればいいな...と祈りました。

頑張れミツバチさん、そして我が家のキャベツ!

生産者番号 56番 八代弘樹

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