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2014年6月 3日 (火)

世界は女性が回している!? ~ 生物たちの不思議な関係 ~

早いもので、私も生産グループに入会してもう14年になりますが、実はまだ作っていな野菜があります。それは「春キャベツ」。しかし今年初めてチャレンジしました!でも、他の人より種まきが1ヶ月近く遅れ、皆はもう出荷最盛期なのに、我が家はまだ丸まり始めたばかり。しかもモンシロチョウが卵を産み、先日、青虫がはっているのを発見。雨の中、急遽虫取りを行いました。

その時に「あれっ!」。成長の早い大きなキャベツには大きな青虫、小さなキャベツの青虫は小さいなって思いました。考えてみれば、いくらやわらかい春キャベツであっても、生まれたばかりの青虫の小さな口で厚みのある大きなキャベツを食べるのはちょっと大変!ですから、多分、母親であるモンシロチョウがちゃんと小さなキャベツに卵を産み、赤ちゃんのうちは、よりやわらかい葉を食べ、キャベツと共に育つように計算されているのでしょうね。そういえば、生産グループで野菜作りの上手な家庭は、奥さんがしっかりしているような...。でもそれが誰かは、恐ろしくて私の口からは言えませんので、皆さんご想像ください(笑)。やはり、モンシロチョウも含め、世の中の女性は皆賢く、世の中をいい感じに回しているんですね。

Photo_2

さて、青虫とのかくれんぼ対決ですが、鬼である私はキャベツと同じ色である青虫を探さなければいけません。すぐにつかまる虫もいれば、人の気配を察知し、まるまって下に落ちるもの、また葉の陰にいるものもいます。そして、鬼である私から逃げのびた賢い青虫がまたモンシロチョウになるのですから、遺伝子の関係で、どんどん賢くなるのも納得!でも、モンシロチョウもいないと、エンドウ豆などの受粉にも影響が出るでしょうから、協力者であったり、敵であったり、本当に世の中はうまくできていると思います。

ちょっと例がおかしいかもしれませんが、農薬と雑草の関係も同じようなもので、より強い農薬を使うと、その抗体性を持ったスーパー雑草が生まれ、またより強い農薬を使う...というように鬼ごっこになるのです。アメリカ等、大規模農業国ではこの現象が顕著に表れています。

雨の中、カッパを着て行ったその作業はとても大変でしたが、一つだけホッとした瞬間がありました。それは、震えながら雨宿りをしているミツバチ(色は茶色だったので、日本ミツバチではなく西洋ミツバチでしたが)を見つけたこと。昆虫にとっては雨もまた凶器なんだそうです。そして、ちゃんと育って食卓に並ぶかも微妙な我が家の情けないキャベツですがミツバチの傘代わりになってくれました。雨上がりに、無事に巣に帰って仲間と会えればいいな...と祈りました。

頑張れミツバチさん、そして我が家のキャベツ!

生産者番号 56番 八代弘樹

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