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2014年8月 2日 (土)

今や、田の草取りは無形文化遺産級?! 稲作り2年生、奮闘中!

以前のメールマガジンにて、田植え機が壊れ、トタバタした話を紹介しましたが、ようやく田植えも終わりました。そしてその次の作業は田んぼの水の管理です。また、ザリガニも増えてくるので注意しなくてはいけません。

我が家では大小5つの田んぼがあります。その田んぼの特徴の様々で、水持ち(水がすぐに無くなるかどうか)、ザリガニの量、田の雑草の種の量(昨年の雑草の生え具合から推測)です。また、水が無くなった時にすぐに入れられる田んぼとそうでない田んぼがあります。ザリガニがはじに穴をあけ、一晩で田んぼが空っぽになる事も、そう珍しい事ではありません。

その中で昨年、苗をザリガニに見事に苗を切られて、稲も雑草もなくなった田んぼがあり、今年はリベンジを誓って頑張っていました。ところが何日か日照りが続き、水が減ってきた影響なのか、いつのまにか雑草の芽がたくさん出てしまいました(冷汗)。

え~。去年、雑草も生えなかったのに~。雑草の種はいったいどのから来たの??先輩方に聞いてみたところ、「種は何十年も生きるって、言われているんだよ」と言われ、雑草の生命力の強さに改めて脱帽。でも、畑と違って、水を張るわけですから、全ての種の芽が出そうなものですが、それでもじっと耐えている種があるんですね。

いつもなら白旗を上げて「降参します~」としたいところですが、今年は農家のプライドにかけて必至に抵抗。これまたボロボロの田んぼ用の徐草機(写真添付)を修理し、初めて運転。除草機は刃の部分がグロテスクで、一見「田んぼの中のギャング」のような風貌ですが、操作してみると、なかなか面白いなと感じました。その後は除草機で取りきれない、苗の近くの雑草を手でゴソゴソときれいにしました。小さな雑草の芽は、根の泥を取とられ、水面に浮かせればこちらの勝利(ガッツポーズ)。何日かすると腐って、田んぼのこやしになります。

一般の農家が農薬を使用するようになってから、田んぼに入る農家なんて有機栽培している人だけ。ですから、私の近所では、広い田んぼの中にいるのは私だけ。雑草と格闘しながら、見上げると雲ひとつない青空。そして、カエルがすぐ脇を泳いでいたり、トンボが頭の上にとまったり、若いツバメは低空飛行の練習中!

そういう時に、ふと私は思います。「いったい自分の田んぼの土は何からできているのかな?」と。多分私の田んぼの土は稲が50%、雑草が10%、カエルなどの生き物が...そんなとこでしょうか。しかし同時に「田んぼも畑も山も人間のものではなく。地球から借りているだけなのだなと...」。領土問題で近隣の国ともめてみたり。PM2.5やら放射能やら農薬やら、おまけにアスファルトでフタをしたり、砂漠化させたり。本当に大家さん(地球)から、「そういう人は、その部屋から出ていってもらいますよ」って言われますね。

昔の名画でミレー作の「落ち穂ひろい」という絵がありましたが、この田んぼの草取りの風景もこれから滅多に目にする事が無くなるかもしれませんね。誰か絵心のある方がいらっしゃいましたら、喜んでモデルになりますのでご連絡を!

高い山から下界を見下ろすのも絶景かもしれませんが、機会がありましたら、是非新緑がすばらしいこの時期に田舎に来て色々な体験をしてみてください。

生産者番号56 八代弘樹

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