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2014年8月16日 (土)

みかんと高枝切りはさみ ~ミヨシ・ド・ソレイユ(笑)~

 三芳では温州みかんや八朔みかんが終わると、まず「川野」とよばれる甘夏みかん、そして6月からは「夏みかん」に切り替わります。そして7月いっぱいで比例配分期間は終了し、特注のみになります。

昔、夏みかんもぎ作業といったら、かごを持って、木やはしごに登るか、または切る人と受け取る人の二人での作業でした。しかし高枝切りはさみが発明されてからは一人での作業が可能になりました。当初の高枝切りはさみの竿の長さは固定でしたので、高い場所では脚立を使ったり、また低い場所は腰をかがめての作業でした。しかし、今の高枝切りはさみは長さも自由自在、しかもかなり長く伸びるので、かなり高いところまで届くようになりました。私も夏みかんもぎ歴13年、腕前も上がってきました。数年前からは、みかんをつかんだ後、いちいちはさみの先端を、かごの近くまで降ろさなくても、高い場所でそのまま夏みかんを離し、左手で見事にキャッチ!また、最近は竿のしなりの反動を利用して、夏みかんを自分の手元まで飛ばしたりします。「シルク・ド・ソレイユ」でしたっけ?うまくいった時はそういう雑技団の一員の気分だったりします。でも時々失敗もあります。離すタイミングがずれたり、途中の枝に引っかかったり、そうそう...やぶ蚊で気が散って失敗する時も!特に川野は夏みかんの2倍の値段(生産者価格では)なので、ダイビングキャッチ(ちょっとオーバーですが)する時もあります。

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そんなの簡単じゃないのとお思いの方もいると思いますが、竿を伸ばしていますから、腕にかかる重さも相当です。また、みかんをつかんだ後は、そのまま枝葉の隙間を通してそのまま引き抜かないといけません。以前に縁農の方にやっていただいた事がありますが、あちこちでポトポト落としたり、「引き抜けない~」と、かなり苦労されている様子でした。

梅雨前後のこの時期、みかん山には、やぶ蚊がいっぱいいます。ですから、雨あがりの日などは、その山の斜面に日が当たる時間帯に行きます。やぶ蚊はドラキュラ(会った事はないが)と同じで、日が陰ると急に元気になり襲ってきます。そういう時の強い味方は「蚊取り線香」。特に今日あたりはやばそうだな~という時は、3か所くらいに火をつけ、煙モウモウの状態でいかないといけません。以前に山の中で雨に降られて火が消えた事があり、その後は...思い出すのも怖くなります。20~30匹のやぶ蚊に一斉に襲われるのを想像してみてください。また、たくさん火をつけていくと、蚊取り線香のケースがアツアツになって、まさしく「カチカチ山」状態です。ですから、我が家で購入する蚊取り線香は農業経費扱いです(エッヘン)。どこかの議員さんの「大量の切手購入」とはちがいますからね~(笑)。

我が家の子供達も大きくなりましたが、まだ小、中学生の頃、夏になるといつも皮に傷のあるB級品の夏みかんをしぼって、はちみつを加え飲ませたものです。最近「ゼロカロリー」の飲み物が増え、私も肥満気味なのでよく飲みますが、血気盛んな若い世代には、搾りたてで栄養がつまった100%ジュースがいいのではないでしょうか。まだまだ山にはありますので、欲しい方は特注をどうぞ。

生産者番号 56 八代弘樹

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