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2015年3月

2015年3月31日 (火)

湘南メルカートに出店します

4月4日(土)、湘南メルカートに三芳生産グループが出店します。

農薬を使わない、露地栽培の本物の野菜を味わってみてくださいね。happy01
生産者がお待ちしていますsign01

詳しくはこちら→湘南メルカート

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2015年3月14日 (土)

野焼きイベント   ~ 一日限定の放火魔集団 ~

2月第一週の日曜日は毎年恒例の「野焼き」という行事があります。この日は近所の方たちと一緒に、田んぼや畑の周りの枯草に火をつけて回ります。その行事は多分、農薬が開発される前に「草むらにいる害虫を焼き殺す」というような目的で始まった事だと思います。当日は9時から作業開始。その時間になるといたるところで煙が立ち上ります。また道具ですが、今は便利なハンディータイプのバーナーがありますので、それを手に火をつけながら皆で一緒に歩きます。昔は乾いた長い竹の先に火をつけて、それを持っての作業でした。しかし今は皆が自慢のバーナーを持って、いわばバーナーの自慢大会のようです。また、雨がなく地面が乾燥していたり風が強い日は、ものすごい勢いで燃えます。その結果、予定外の物まで燃やしてしまう時もあります。また時々、川の近くの竹に燃え移って「パンパン」と音をたてたり、山の斜面が燃えたりする時も(冷汗)。放火魔達はちゃんと火の始末をせず、どんどん進んでいくので、私のような新人(昔は父が参加していた)はヒヤヒヤの連続。

特に私は数年前まで消防団として、火を消す係でした。ですから、その当時は「父が火をつけ」「私が消す」という具合いでした。もちろんその日、地元消防団は全員集合で火事が発生しないか巡回しています。また、その日だけは消防団が出動する事になっても「火災」扱いにはなりません。ですから、皆は大威張り(ちょっとオーバー)で火をつけます。

私が消防団の頃は、過去に問題を起こした地区や地形(山が近いなど)の特徴などから、要注意地区を設けて、その地区を重点的に巡回していました。でも、結構そういう地区が自分の地元だったりして皆に責められた事もあります。

またその準備として、予め皆が草刈りをしておきますので、私もその一週間前くらいから、毎日草刈りの日々。また、ビニールの配管などに火がつかないように、その周りだけは予め草をよけておきます。しかし、当日の風向きなどで思いもよらないような燃え方をして、被害を受けてしまう場合も。しかし、それはその人の準備不足だという事で恨みっこなしなのです。しかし真冬に火を燃やすというのは温かいし、煙が天に昇っていく様子はなんだか気持ちのいいもの。ストレス発散にもなります。

3時間くらい作業をすると、ちょうどお昼!私の地区では、我が家のビニールハウスの中でお弁当を食べながら酒盛りをします。我が家でも自家製の「卵焼き」や「漬物」などを出して、無事に作業が終わった事をお祝いし、皆をねぎらいます。結構、酒盛りの時間の方が長かったりします。今も田舎では、決して都会では考えられない、色々な変わった風習が残っています。

実は、今年は残念ながら天候不順で中止になってしまいました。ですから、枯草はたくさんあります。もしも、体験したい方がいらっしゃいましたら三芳へ来てください。皆さんが放火魔にならないように、我が家で安全な場所の枯草を一緒に燃やしましょう。端からだんだんに枯草が燃えていく様子を眺めるのも気持ちがいいですよ!

でも、食べる会の良い子たちは、決して都会ではマネしないでくださいね(笑)

生産者番号 56番 八代弘樹



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野生動物たちから野菜を守れ!

私はよく自分の畑を見回ります。「そんなの当り前じゃないの!」と思う方がほとんどだと思いますが、仕事が色々たまっている時などは、つい何週間も見回りを忘れる時もあります。そして久しぶりにその畑に行ってみると、野菜が被害を受けていたり、また全滅している時もあります。

ところで野生動物達はとても敏感!トラクターで田畑を耕していると鳥たちがすぐに寄ってきます。それは、私たちの田畑にはミミズなどのエサが豊富にいるからです。またこの時期は「ヒヨドリ」という野鳥の群れがやってきて、小松菜、チンゲン菜、キャベツ、ブロッコリー等の葉物が襲われます。しかもちゃんと生産グループの野菜に狙いを定めて…。匂いでわかるのか、それとも味が違うのか?野鳥たちは高い木の上からいつも私たちをも見下ろしています。花火などで脅かしても一時的で、ちょっとその場を離れると、ちゃっかり戻って野菜をついばんでいます。特に春キャベツはこれからが重要なので皆がネットを張って守っています。私もそういう時のために夏でもないのに「ロケット花火」「爆竹」を常備。もちろん夏に買いだめしたもの。効果は一時的なものとわかっていても、この時ばかりは少年の頃にタイムスリップ。花火の導火線に火をつける時はちょっとドキドキします。時々、花火が湿気ていて破裂しなかったり、違う方向に飛んでいったり、アクシデントも少なくありません。

私は子供の頃、仲間とよく花火で戦争ごっこ(戦争はよくないかしれませんが)をしていました。川の両岸から花火で攻撃し合いました。爆竹に火をつけて投げたり、ロケット花火を飛ばしたり。鼓膜が破れそうになった事もあります。今考えると、よく火事にならなかったなと思います。また時にはナイフで竹を削って弓矢を作り、野鳥を捕りに行ったりした事もありました。もちろん獲物はありませんが(笑)。ナイフで手を切った事もあります。色々と危ない事もありましたが、今になってみると、こういう経験も大切なのかもしれないと感じます。ナイフは人を傷つける道具ではないのです。遊びの中で自然と身に着くものもあります。

年明けから地中の動きも活発になってきました。我が家のニラ畑ですが、あちこちの土が盛り上がり山ができています。これはまぎれもなくモグラの仕業。そして、また同時にその畑が安全である事の証明でもあります。モグラ君は時々、野菜の根っこを掘りおこして野菜を枯らしてしまう事もありますが、地中に空気を送り込みながら、畑をやわらかく、そして上質にしてくれます。

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野生動物と関わっていると、本当に人間は鈍感だと感じます。人間は体に良くないものを食べ続けてもなかなか気づかない。体を壊すまでわからないのです。最近はアレルギーなど、以前に無かったような様々な病気で苦しんでいる方が増えています。しかし、ちょっと考え方を変えてみてください。実は健康な私たちが鈍感病にかかっていて、様々な病気で苦しんでいる方が正常なのでは…と。環境の変化等により健康を害してしまっている方が、身をもって警笛を鳴らしてくれているのだと感じる時があります。しかしこれからは、そういう方々も元気で暮らせる社会にしたい。私たちの野菜が苦しんでいる方のひとすじの希望の光となれればと良いと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹


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宮城のバス旅行  ~ グルメ、そして現地の方々との交流 ~

 私たちの唯一の連休であるお正月。グループのメンバーで5日と6日に一泊二日で宮城県に行ってきました。今回はパッケージツアーでしたので、他の旅行者と一緒に上野からバスに乗って現地へ。今回の旅行は一応「研修旅行」ですが、実際には親睦会を兼ねたもの。また、今回のツアーの売りは「グルメ」。「牛タン」「生牡蠣」「高級寿司」、そして宿での夕食も通常のパッケージツアーよりも上質なものでした。またもちろんバスの中では常に酒盛り。三芳のメンバーは皆が品がいいので、私たちのグループはいつもバスの最後尾に追いやられます(笑)。しかし、みんな無事に二日間を終え、全員無事に三芳に帰ってきました。

旅行中は観光バスでの移動でしたが、高速道路で宮城の海岸に近い高台の道路を走行している時、重機を使って田んぼの土をはぎ取っている光景が目に入りました。津波による塩害対策なのでしょうか。まだまだ普通に米が作れる状態ではないのかもしれないと感じました。

また松島では、遊覧船で少数ではありますが人の住む島へ渡りました。松島にはたくさんの島があり、それが防波堤代わりになり、本土にある厳島神社などが守られたらしい。もちろん牡蠣の施設は壊滅状態になり、島の人口も3割くらい減ったらしいが、国から資金を借り入れ、新たに漁業施設を作り頑張っていると船内で説明がありました。また、その島で牡蠣業者から直接販売がありました。農業と漁業、同じ自然相手の仕事という事で親しみが湧いてきて、思わず「私も有機農業をしています」と話しました。また、みんな本当にいい顔をしていて、思わず「一枚写真を撮らせてください」とお願いしました。その写真は私の宝物になりました。その後、大きな牡蠣をたくさん試食させていただいた後に生牡蠣を購入。また、海は広いのに牡蠣の養殖いかだは一部にしかなく、その理由は河川からのミネラル分が流れ込み、淡水と海水の混ざる部分に牡蠣のエサとなるプランクトンが多く発生し、成長が2倍速いからとの事。以前にメールマガジンでもこの内容については紹介しましたが、現場でその話を直接聞けて、本当に「山」「里」「海」はつながっていて、河川の中流域で水を汚さない事が、海にとって本当に重要だと再認識しました。

福島原発も汚染された地下水をくみ上げて浄化して海へ流す計画が進んでいたり、まだまだ廃炉に向けてハードルが幾つも残っています。被災者が一日も早く元の生活に戻れるよう祈ります。

今回は色々と実のある旅行であったと思います。グループの先輩方もお疲れかと思いますが体力と気力が続く限り、参加していただきたいと思います。今回の旅行の幹事の田中(34番)さん、色々とお世話になり本当にありがとうございました。

生産者番号 56番 八代弘樹


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本当の食品の安全性とは ~ 棚上げされる農薬の問題 ~

 最近、加工食品に色々なものが混入したというニュースが取り上げられている。虫が出てきたり、ネジが出てきたり、ビニールが入っていたり。しかし共通しているのは、極限までコストを抑えた製造を行っている会社での事。以前に起きた老舗料理店の食べ残しの使い回しや肉の色を良くするのに血を混ぜた食品会社のように故意に不正を行っているケースとは違う。特にW食品については、満足に食事の準備もできないお年寄りの方にも栄養のあるものを安く食べさせたいという思いで数年前に始めた宅配型のお弁当である。また、某ファーストフードの会社についても、決して体に良いものとは言えないが、よくこの価格で提供しているなと思いながら、時々その商品を食べていた。インターネットの普及等で、最近はパソコンが得意な一部の人の考えで、すぐにその店や商品の評価が世の中に広まってしまう。中には「さくら」をやってお金をもらっている人もいるらしい(驚)。昔はこんな事はなかった。というか、知る術もなかったのかもしれない。

情報化社会...本当に怖い世の中になったと思う。しかも、その後も新たな食品の問題が次々と報告され、留まるところをしらない。そのうえ、自分の悪行をインターネットに投稿して自慢するようなやからも現れる始末。この先どうなってしまうのだろうか。

先日、テレビで人気番組の「笑点」を見ていたところ、今回の異物混入問題を風刺した笑い話があった。ある有名落語家さんが泣きそうな顔をしながら「イナゴの佃煮を販売したら、中に虫が入っていたと苦情がきたんです」と...。会場は笑い声と拍手の渦となった。もちろん「座布団1枚」。確かに食べ物は衛生的である事が好ましいし、製造過程も完璧が望ましいと思う。しかし、今回の様々な問題の中で「使用した果物の中にいた虫を発見できなかった。そしてその発見は非常に困難。」というコメントを出していた会社があった。確かにその気持ちはわかる気がした。私たちも無農薬、無化学肥料。農場は虫だらけである。しかも微生物がいなければこの農業は成り立たない。時々会員の方から虫に関する苦情もある。650人もの会員がいれば、様々な意見があるのは当然。しかし私たちは、この農法を理解してくれる方々にずっと支えられてきた。

私が会に入会してから13年以上になるが、以前より野菜の質は良くなっていると思う。しかし世の中がそれ以上に早いスピードで変化し、居住空間の清潔化はもちろんの事、食べ物もあふれかえり、清潔で安全(?)な安い食品があたりまえに食べられるようになった。

本当はもっと怖い「残留農薬」や「遺伝子組み換え作物」など、目視では判別不可能なものが取り上げられるべきだと思う。しかし、ミックスベジタブル等のように加工品として野菜を輸入すれば残留農薬検査が免除されたり、醤油や味噌、また菜種油は遺伝子組み換え作物が堂々と使われているのに表示義務な無かったり。

3年前の震災で放射能の危険性が大きく取り上げられ、また今回は異物が取り上げられ、一番重要な「農薬の恐怖」がまたもや棚上げされ、影が薄くなってしまっている。せめて免疫力の小さなお子様には出来るだけ安全なものを食べさせてあげたいと思う。現在も食べる会の方々と共に、私たちの野菜を多くの方に広める活動を行っている。また全国で「提携(TEIKEI)」団体が苦戦を強いられているという話を最近耳にするが、体調等を壊し苦しんでいる一人でも多くの方が、私たちの野菜を食べて、元気になってもらえるよう、これからも努力していきたいと思う。

生産者番号 56番 八代弘樹


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人参の紅葉(効用??)  ~ 「ハート人参」発見! ~

 今は人参の最盛期!我が家ももちろん人参を出荷していますが、人参は多くの農家が作っていますので、各農家が一回に出荷できる量はさほど多くはありません。しかし秋の人参は気温が下がって成長が遅くなるため、初夏の人参に比べある程度長く畑においておいても大丈夫。しかし我が家の人参畑でも葉の色が紅く色づいてきたのが目につくようになってきました。葉が色づくのは寒さの影響でもありますが、同時に完熟に近づいた証。そういう人参は色も濃く栄養も満点です。そうなら、完熟になるまで待ってから出荷したらって思っている方もいますよね。しかしそれでは出荷調整になると出し遅れになって、ひび割れたりします。また最小サイズも決まっていますので、出来るだけ大きい人参から出荷するようにしています。ちなみに写真の左側のケースに入っているのは、割れや変形など色々な理由で出荷できない人参です。その量が多いのは、皆さんに完熟人参をお届けしようと努力したためで、決して人参を大きくして儲けようとしたわけではありませんのでくれぐれもお間違えなく(笑)。ちなみに、そういうB級品は近所の人にあげたり、煮込んで鶏のエサになります。そしてその鶏の鶏糞は野菜作りに利用されます。人参がもったいなく感じる方もいるといらっしゃると思いますが、これが「環境保全型農業」。なるべく廃棄物を出す事なく農業が出来る形なのです。

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農家をしていると、いつも野菜の出荷をいつ始めようかという葛藤との戦いです。私達は皆がビニールハウスを使いませんので、種をまく日と世話の仕方、またその畑の条件で生育が変わってきます。皆、他の人と出荷時期をずらしたいのですが、種まきは早すぎても、また遅すぎてもダメ。多く作る人はそのギリギリのタイミングを見て種をまきます。またその年の気候、害虫の様子なども考慮しますので、予想はとても困難。でも逆にそこが醍醐味でもあり面白いところでもあります。

また、人参は多めに種をまき、芽が出た後に間引き作業があります。あまり多く芽が出過ぎると、間引き作業が大変になります。間引き作業も奥が深く、早めに種をまいて、成長が早い分は太く成長するので、しっかり間引かないと「おしくらまんじゅう」になって割れてしまいます。ですから、どれだけ残して間引くのかが大切。とはいえ考えすぎていては作業が進みません。以前に縁農の方に手伝ってもらった事がありましたが、腕組みして「う~ん」悩んでいた方もいらっしゃいました(笑)。

それと、今回もう一つ写真を載せさせていただきました。それは「ハート人参」。今まで何度となくこのような人参は見てきましたが、これほど形の整った人参は初めて。正月早々、めでたいですね。

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また、以前に害虫が大発生し、人参の葉っぱを見事に食べられた時がありました。そのため生育が極端に悪く、食べる会の方にその事を説明したところ「人参は根っこなんだから、大丈夫でしょ」といわれました。「確かに出荷するのは根っこの部分ですが、葉っぱが無ければ光合成ができないので栄養は根っこから吸収するしかありませんよね」と説明し一緒に大笑いしました。その方の名誉のため名前は伏せますが、ちょくちょく三芳にこられていた方でしたので驚きました。やはり田舎の様子を伝えるのは大切だなと感じました。

農家にもベテランと新人がいるように、食べる会の会員の方も同様だと思います。これからも田舎の様子をお伝えしていきますが、ベテランの方も「そんな事わかってるわよ!」と言わず、素直な心で聞いてくださいね(笑)。

生産者番号 56番 八代弘樹



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