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2015年9月

2015年9月29日 (火)

無印良品 ローカルニッポン

無印良品の「くらしの良品研究所」ローカルニッポンが、三芳生産グループと食べる会をとり上げてくださいました。

都市と都市住民を結ぶ産消提携1安全な食べ物をつくって食べる会

都市と都市住民を結ぶ産消提携2三芳村生産グループ

Img_2907_683x1024 生産者番号50番 渡辺さん

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生産者番号34番 田中さん


                                       企画委員会


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2015年9月17日 (木)

稲のはざかけ

9月5日、6日に行われた、稲のはざかけ縁農にでかけてきました。

動画をホームページのトップページに載せましたので、ご覧ください。→安全な食べ物をつくって食べる会

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「つづき」もあります。近々載せます。お楽しみにhappy01


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2015年9月14日 (月)

今週の野菜

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9月10日

瓜、キュウリ、ナス、万願寺とうがらし、シシトウ、ピーマン、モロヘイヤ、空芯菜、新しょうが、梅酢、卵
野菜代金 ¥2097  荷造り代金 ¥400

特注できる野菜・・・味噌、うどん、梅酢、米粉、新米(コンバイン)、空芯菜、かぼちゃ、青しそ、シシトウ、ゴーヤ、梅干し、ピーマン、モロヘイヤ、ニンニク(小)

chick特注は、食べる会事務所か生産グループ出荷場へ、メール、ファックスなどで。お待ちしています。


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2015年9月 5日 (土)

メールマガジンを始めて  ~祝連載100回!~

 2年前の10月に食べる会からの勧めでスタートして、早いものでもうすぐ2年になろうとしています。時々、当時の記事を読み直す時もありますが、最初はすごく文章が短い…っていうか、今がちょっと長すぎるのかなって感じます(冷汗)。しかし毎回、色々と伝えたい事があって、そうこうしているうちに長くなってしまっています。

時々、食べる会の方に「よくあんなにネタがありますね」と言われます。1週間に1話…。悲しい事や辛い事があっても休まず続けてきました。しかし正直、自分でもよく続いているなって思う時もあります。また食べる会の方に「最近は忘れっぽくなって困る。八代くんは若いからそんな事ないでしょ?」と言われるが決してそんな事はありません。以前にメールマガジンでも書いた通り、かなり忘れっぽくなってきました。またなぜかネタは畑で土に触れている時に浮かんでくるのです。そういう時は、後で文章におこせるように、車や家まで戻って携帯電話やメモ帳にキーワードだけでも書いておきます。そして時間はまちまちですが、だいたい毎晩パソコンに向かっています。9時前後に作業場からあがってきて、お風呂に入ってスッキリしてから書きます。順調な時は同時に2~3本の文章を並行して進めています。そして、ある程度出来上がった後に何度も何度も読み込んで仕上げていきます。それは皆さんに一気に読んでもらうため。しかしテレビ等から暗いニュースばかり流れたりすると、どうしても作業に影響が出ます。特にちょっとユーモアのある記事を書いている時は「こんなの書いていていいのかな?」という気分になります。また突然書きたいテーマが現れ、ひたすらそれに没頭したりする事もあります。そういう時はストレス発散になっているのかも…。この作業に助けられている面もあるのかもしれませんね。

ところで毎週火曜日発行されるメールマガジンの配布までの手順ですが、前の週の土曜日にチェックのために食べる会事務所にメールし、同時に三芳でも皆に見てもらうため大きく印刷して貼りだします。そして問題があれば修正、問題が無ければそのまま発行となります。

また皆さんは、メールマガジンは食べる会の方へのメッセージだと思っている方がほとんどだと思いますが、実は三芳の仲間へのメッセージ的要素も含まれています。ですから、紙で貼りだした後に仲間が読んでくれている姿を目にするととても嬉しくなります。

また最近は配送に行っても、会議等に出席しても、食べる会の方々と緊張せず話ができるようになりました。メールマガジンの内容について聞かれたり、また「がんばって!」など応援の言葉ももらえるようになりました。もちろんメールや電話等で「次はこんな事も紹介してよ~」など色々なご意見をいただく事もあります。

またメールマガジンを書くようになって、自分がちょっと変わってきた気がします。自然や生き物に対する見方も変わりました。また、今までは野菜を作る事に懸命で余裕も無かったのかもしれませんし、また変に気取っていたのかもしれません。しかしメール世代という事もあり、文章を書いているとなんだか我を忘れてしまって…というか気付いたら地の自分が出てしまっていました(笑)。例えると、皆さんの大好きな綾小路きみまろさんが、初めて「ズラ(かつら)」である事を公表した時のような感じでしょうか。今流行の「カミングアウト~」というほどオーバーではありませんが、もうこうなったら突っ走るしかないですね~(笑)。しかし一つだけ気をつけて守っている事があります。それは、背伸びをして書かない事!だからこれだけ長く続いてきたのかな~とも感じます。

現在、食べる会の会員の方も野菜を受け取るスタイルは様々です。ほぼ毎週、生産者に会える方もいれば会えない方もいます。これからも等身大で、そして三芳の現状をより多くの方に知ってもらえるように頑張っていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

生産者番号 56番 八代弘樹

 


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ポンプ車、緊急発進!

梅雨明けのあと、ほとんど雨の無い日が1ヶ月近く続いている。そして記録的な連日の猛暑。充分に根をはっていない野菜たちは、この水不足に息がきれてきたようである。毎日畑を見回っていると日に日に弱ってきているのがわかる。「ハァ~ 今年もか…」とため息が出る。配送で都内に行けば突然の豪雨…。配送の時の雨は困るが「この雨雲、三芳に持って帰りたいな~」と思う。毎年このような天候ではあるが、梅雨明け頃に今年は昨年のような強烈な日照りはないだろうと思い描いているものの、しっかり日照りはやってくる。今年も畑から野菜たちからの悲鳴が聞こえてくるようで、しかたなく重い腰を上げた。

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そして、年代物の疲れた軽トラの荷台に大きなタンクを積んで、ポンプ車の出来上がり。その写真を添付します。そのタンクは水1トン以上入る大きなサイズなので、空の状態でも一人で荷台に乗せるだけでも一苦労。その後、井戸から水を入れて畑へ…。ちなみに軽トラの最大積載量は350kg。しかし無精者の私はタンクを満タンにする。3倍近く重量オーバーしたタンクを載せ、軽トラのタイヤはペチャンコ。軽トラには口がないので黙ってはいるが、たまったもんじゃないだろうと思う。

最初はさつまいも畑。根はある程度はっているものの砂地で乾きやすいため葉の色が黄色くなってしまっている。「この水で何日くらいもつかな~」とつぶやきながら水をかける。次はナス畑。その畑には、あらかじめもみがらを敷いてある。ただ普通に水をまいてもすぐに蒸発してしまうため、タンクに水をためている間にトラクターで運んだ。ちなみに蜂の巣はもう積んでいない(冷汗)。また、こういう時は雑草だってグリーンカーテンのように地温の上昇を防いでくれる協力者である。

そして、次はトマト、ピーマン、モロヘイヤというように毎日このような日照り対策の繰り返し。野菜の様子を見ながら、そしてグループ全体でまだ出荷に余裕のあるものから優先順位を決めて行う。しかし野菜がだめになるか…それとも先に人が倒れるか競争である。10日間に一回でも雨が降ってくれていたのならどんなに楽かもしれないが、なんせ自然相手なので思うようにはいかない。

井戸だってたまったものではない。我が家には3つの井戸があるが、そのうち2つは枯れてしまいそうである。また小型ポンプもずっと使い続けていると熱を持ってきてかわいそうなので、時々水をかけてあげる。ペットの犬に水浴びさせてあげるような感覚。

もともと汗かきの私は毎日お昼に水浴びして1時間昼寝。そうして午後の労働に備えている。他のメンバーもきっと苦労しているに違いないが、特に年配の方は辛いだろうと思う。ですから一緒に配送に行って運転している私の隣でウトウトしている先輩方を見ると「きっと普段頑張っているんだろうな~」と不思議と気持ちが和んだりします。

また先日畑を歩いていたらバッタの大群に出くわした。昨年、このバッタたちにセロリを食べられ丸裸にされてしまった事を思い出した。海外ではバッタが大発生して降雨観測レーダーに雨雲のように映ったらしい。昔からバッタの大群の話は聞いた事があるが、海外では同じ作物を同じ場所に広く植えるため、それをエサとするバッタが異常発生するのだと思う。私たちは農薬も使えないため、そうなったらひとたまりもない。そこで、そんな事にならないよう私たちは同じ野菜をあちこちに離して栽培している。それはリスク分散の考え方。と言っても、昨年のセロリのようにひとたまりもない場合もあるが、一部の野菜をエサに時間稼ぎをして他の野菜を守った事がある。犠牲となってくれた野菜には申し訳ないが、毎年のこの不安定な天候…なんとか農業を続けていくにはしかたない。一般の農家は市場システムに振り回され、また更に目の前に迫ったTPP問題。しかし私たちの農業は言わば自分との闘い。世話が大変で他のメンバーがあまり作らないものを頑張ってつくるかどうかを決めるのは自分。しかし一般の農業と一番の大きな違いは、食べてくれている方の顔が見える事。珍しい作物を出荷した時には受け取った人の顔が目に浮かぶ。一昨年からメロン(まくわうり)を作っているのもそういう気持ちからかもしれない。しかもB級品は自分で食べる事ができ、これがまた、なつかしくておいしい。昨年は10箱、今年は20箱弱しか出荷できなかったが、これから毎年少しずつ増やしていければと思います。

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なんと、次回は記念すべき100回記念!メールマガジンを書くうえでの苦労話なども書こうと思っています。

生産者番号 56番 八代弘樹


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平和を願う心  ~ 映画「永遠の0(ゼロ)」に感動再び! ~

以前にメールマガジンでご紹介した映画「永遠の0(ゼロ)」が、先日ついにテレビで放映されましたが、皆さんご覧になりましたか。見られた方は心の中に何が残りましたか。その年の日本アカデミー賞を総なめにした作品だけあって、戦争を経験した事の無い人でも様々な想いを感じ取ってもらえたと思います。

皆さん、イラク戦争をはじめ近代の戦争の事をもう一度思い出してください。戦争で笑顔になった人はいたのでしょうか。勝利した国の人は笑顔だったのでしょうか。決してそんな事は無いと思います。もしも笑顔の人がいるなら、それは武器商人だけでしょう。またもしも勝った国が喜んだとしても、多分それは一瞬だけ。すぐにその勝ち誇った気持ちは消え去り、目の前の悲惨な現実にうちのめされるはず。そして勝っても負けても相当数の犠牲者が出る事は避けられない。原子力が開発され、爆弾や発電所で使用されている現在、大規模な戦争が始まったら、地球規模で汚染が進み、当事者(国)だけの問題では済まされない。

戦争で家族を亡くした方はたくさんいると思います。他国から国を守るために亡くなった人がいて、そして生き残った人がいます。映画の中でこんなセリフがありました。「戦争で生き残った者がしなくてはならない事は、その人の死を無駄にしない事。そして物語を続ける事。」

国会で、どんな法律の解釈がなされようと、どんな法律が決まろうと、私たち国民ひとりひとりに平和を祈る心があれば、決して戦争は起きないと思います。

最近はテレビを見てみても、ハーフ(親のどちらかが外国人)タレントが活躍し、そこからも国際結婚が増えている事がわかります。将来の事を考えると、これはこれで良い事だと思います。現在起きている戦争は宗教等による考えの違いによるものが一番多いと思います。また未だに肌の色の違いによる差別もあります。そういう壁を乗り越え、様々な国の人々が一緒になる事で、視野が広くなったり、国民性や宗教の違いによる考え方の違いも、少しずつ理解し合えるようになってくるのではないかと思います。世界を救うのは「愛」かもしれません。雑草や野菜も交雑(花粉が混じる事)によって進化していますが、そういう意味では人間だって進化しているのかもしれませんね。そして「国益を最優先!」もいいですが、他国の犠牲の上に成り立った幸福は本当の幸せといっていいのでしょうか。

映画の話に戻りますが、最後の10分間…本当に画面から一瞬たりとも目を離せません。特攻を志願した主人公は敵の戦艦からの攻撃を巧みにかわして突っ込んでいきます。その間に過去の出来事が走馬灯のように流れていきます。どんな想いを胸に敵からの弾をよけて突っ込んでいったのでしょうか。そして最後に戦艦にぶつかる瞬間、その表情が一瞬変わります。それはきっと、富国強兵のその時代に自分が出来る背一杯の事をしたという満足感。そして生き残った人達が、将来築き上げるであろう平和な日本を思い描いていたのだろうと思います。

かなり前になりますが、テレビで天皇陛下の「パラオへの慰霊の旅」の模様が流れていました。陛下が小学校6年生の時に習字で書かれた「平和国家建設」という言葉。また先生に「なぜ特攻をしなければならないのですか?」という質問をされ、小さな心を傷めておられた事が紹介されていました。そしてその慰霊の旅は、自国だけでなく他国の兵士や戦場となった場所での犠牲者、そして困窮な生活を強いられた人々への慰問でした。「決して忘れてはいけない。そして繰り返してはいけない。」普段もの静かな陛下の熱い想いが伝わってきて涙が止まりませんでした。何よりも国民を想い、そして世界平和を願っているのはきっと陛下だと思います。しかし現在国民は、経済資本主義に流され、大切なものを忘れかけています。

沖縄が戦場となった第二次世界大戦。そして広島と長崎へ原爆投下されても、他国のせいにせず、じっと耐えてきた先輩方の意志を受け継ぐのは、今この時代に生きている私たちの義務だと思います。野菜の種だって突然作り出せるわけではなく大昔からの命がずっと続いてきています。人の命も同様。途絶えていい命なんてないと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹

 


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初めての雑誌取材  ~ 一期一会から始まる奇跡 ~

 皆さんご存知だとは思いますが、トラックでの配送コースは全9コース。そしてその中で、食べる会の事務所付近を通るコースは2つ。そのうち火曜日の1コースは毎回事務所によって、会員の皆さんへのお便りを受け取ったりします。また、木曜日の1コースもお便りをもらいによる時があります。そしてその日私は、たまたまお便りをもらうために事務所によったところ、中に見慣れない女性がいました。その人は農業関係の雑誌の編集長さんで、「提携」に関する記事の予備取材でした。せっかくなので生産者の話も聞きたいというので、生産現場の現状について少し話をしました。しかし今考えると、その時の「たまたま」から始まった様々な経験だったかなって思います。

数日後に三芳で本取材が行われました。出荷場、みんなの家、そして圃場(畑)の取材がありましたが、出荷作業のある午前中はあいにくの雨模様でした。そして取材終了間際に、私の名前が出たらしく、帰る前に我が家によってくれました。多分、食べる会事務所での予備取材の時の話の続きが聞きたかったのだと思います。

雨でしたので、家の中で提携に関する考え方、また提携の良さや苦労話をしました。三芳での取材はカメラマンとインタビューアーの2人。インタビューアーは県内在住の方で農業を知っている方、またカメラマンも配送コースに近い場所にお住まいだとわかり、つい時間を忘れ気持ちよく話をさせてもらいました。そしたらいつのまにか雨があがったので、畑で写真を1枚という話になりました。レフ(反射)板を使って光を当てられ、南瓜畑の前で「腕を組んでくれますか」「表情がちょっと硬ですね~」「笑って~」「いいねいいね~」というような掛け声で、ついその気になってポーズをとってしまいました(笑)。

そして半月後に仕上がった記事を見て、その出来ばえに驚きました。私はしゃべっただけなのに、その他の様々な内容と相まって整った文章となって届きました。写真も色々と効果的に使われていました。A4カラーの6ページにおよぶその記事は、会の歴史、そして現在の問題点と将来への展望など…。本当にうまくまとめるな~(プロですから当たり前かもしれないが…)と感心しました。そして今、全国で「提携」が苦戦を強いられているなか、同じ想いの仲間たちへのエールとなればと思います。また私は毎週メールマガジンを書いているので、しゃべっただけでそれが文章になるって本当に楽でいいな~と感じました。

そして、今まではこういう取材の時は必ず、生産グループを立ち上げた先輩方のお世話になっていました。しかし今回は若いメンバー中心での対応。先輩方に頼ればもっと充実した内容になったかもしれませんが、なんとか形になりちょっとホッとしました。

私は12年間、精密機器製造会社でコンピューターシステムを担当してきました。もちろん仕事上、様々な方と出会い、海外出張も経験しました。しかしその後に有機農業に就き、食べる会という更に違った方面の多くの方々と出会い「食の安全」について色々な事を学びました。私は、人は自分の好きなものを食べて生きているんだと思っていましたが、実は危険な食品を食べさせられていたんだと知りました。そして、農薬の開発による「緑の革命」により安全な食べ物が本当に少なくなってしまっている事も…。そして、悲しいかな…、農家も会社と同様にお客様の要望に流されやすいんだという事も感じました。しかし、唯一企業と違うと感じたのは、野菜は「製品」ではなく「命」だという事。見た目だけ良くてもだめ。食せば、自然と体がその答えを出してくれます。

私たちは新品の箱は使わず、市場から安い中古の箱を仕入れています。そして、特に自分達で届ける分については、箱がボロボロになるまで何度も何度も使いまわします。卵パックは新品を購入しますが、同様によれよれになるまで使います。野菜も同様ですが、本当に重要なのは見た目ではないと思っています。これからも経費もなるべく低く抑え、安く安定して野菜をお届けできるよう努力したいと思います。野菜の価格についても、極端に野菜が豊作な年やバーゲン品でなければ、スーパーの一般の価格よりも少し高い程度だと思います。しかし選り好みができないシステム。

今回の取材もそうですが、自分達のポリシーをしっかり持ったうえで、これからも色々な事にチャレンジしていきたいと思います。今回の取材で出来上がった雑誌は「農業ビジネスマガジン2015 vol.10」イカロス社出版 です。興味のある方は是非お近くの本屋さんで手にとってみてください。

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生産者番号 56番 八代弘樹


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農業も命がけ  ~ 生活圏に入り込む農薬 ~

1年間で農作業中に命を落とす人が国内で百人以上いるらしい。多分一番多いのはトラクターなどの農業機械に乗ったまま転落したり、機械に挟まれたりするケースだと思います。実際に私もトラクターに乗っていて、エンジンの振動が心地いい感じになり、ついウトウトしてしまった時もあります。我が家のトラクターは旧式のオープンカータイプなので、最近の高級トラクターのようにキャビン(部屋になっていてエアコン付き)タイプであれば、なおさらいい気持ちになってしまうかもしれません。乗用車と違って車両保険に入っているわけではないし、本当に気を付けなければなりませんね。

今年、三芳のプラムは食べましたか?我が家も出荷しましたが、プラムの木は相当な高さなのです。ちなみに我が家の木は7~8mくらいあるかもしれません。私は高所恐怖症なので、もちろん脚立やはしごに登ると怖いのですが、なぜか自分の手で木につかまっているとちょっとホッとするのか、そんなに怖さを感じません。そしてまた、目の前にプラムがたくさんぶら下がっていると、つい無理をして手を伸ばしてしまいます。人間の性とでもいいましょうか。目の前にぶら下げられた人参には弱いですね。そして、過熟や傷があって出荷できないプラムは私や家族の胃袋へ…。木に登ったままつまみ食いもするので、半日作業すると私の胃袋の中の8割はプラムです。それでも不思議と飽きないですね。皆さんもデパ地下等でつまみ食い…ではなく試食した経験があると思いますのでおわかりですよね。つまみ食いはうまい!しかし危険はこんなところにも…。3年くらい前であろうか。私ではありませんがプラムの収穫中に枝が折れ地面に落下した先輩がいました。その人はそのまま救急車で病院へ運ばれました。しかし幸いにも大きな怪我もなく数日後に無事に退院。メンバー全員ホッとしました。このように農作業は決して安全な仕事ばかりではありません。

また、先日私は1週間に3箇所も蜂に刺されました。体質や蜂の種類によって「アナフラキシーショック」で亡くなる人もいるとか…。今回はたまたま平気でしたが注意しなくてはいけません(冷汗)。しかし今回なぜ3箇所も刺されたかというと、蜂の巣の場所がわからなかったからなのです。以前にもメールマガジンに載せた事がありますが、その日私は古いトラクターを運転し畑の隅に山になっている「もみ殻堆肥」を鶏小屋に入れようと荷台に積んでいたところ、中指から激痛が…!そして周囲を見ると、な、なんと蜂に取り囲まれているではありませんか。私はあわてて手足をバタつかせながらその場を離れましたが、その際に右足太もももやられました。そして3、4日間患部は腫れていました。しかし巣がどんどん大きくなってはたまらないので2日後くらいに、長い竹と[蜂退治用のスプレー缶(注1)]を持って、鬼退治…ではなく蜂退治に出かけました。蜂の巣は絶対に堆肥の草むらの中にあるとにらんだ私は、長い竹で草むらを叩いて巣の場所を探しました。もちろん近くにはシェルター代わりに窓を閉め切った軽トラックを置き、足元にはスプレー缶。万全の準備をして「かかってきなさい」といわんばかりに(でもへっぴり腰で)巣を探しましたが、その日はなぜか空振りでした。私は、「きっと蜂は引っ越したのだろう」と思い、その日はやむなく撤収。そして次の日に、今度は里芋の日照り対策で同じ場所で堆肥を積み、里芋畑に移動してその堆肥をおろしていたところ、またしても太ももから激痛が!しかも同じ種類の蜂。よく見ると太ももが蜂の巣に触れていて、他に3~4匹の蜂が周りをウロウロしていました。なんと巣はトラクターの荷台に作ってあったのです。まさに「灯台下暗し」。私はこの数日間、蜂の巣とともに畑を移動していたのでした…トホホ。そりゃ蜂さんも、私の都合であちこち連れまわされたのですから怒って当然かもしれません。まあ、今回の蜂がスズメバチやアシナガ蜂でなかったのがせめてもの救いでした。ちなみに私たちのグループは農薬や化学肥料を一切持たないという事になっています。ですが(注1)の蜂退治用のスプレー缶に入っている薬液は厳密には「農薬」。よってこの事がメンバーにばれると、私は三芳の懲罰委員会にかけられ、あげくの果てには退会になるかもしれませんので、もしこのメールマガジンを今後も読み続けたいのであれば、他の三芳のメンバーには内緒にお願いします…なんちゃって(笑)。まあ、田舎では「キ●チョール」や今回のような「蜂退治用スプレー」は必要品!野菜には決して使いませんので、どうかお許しください。また、そういった意味では体に直接かける虫よけスプレー等も薬の成分を薄めてあるとはいえ、お勧めできませんね。このように、知らないうちに「農薬」は、農家だけでなく一般の人の生活圏に入り込んできています。特に小さなお子さんのいるご家庭では注意してあげて欲しいと思います。

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また先日、コンクリートに尻もちをつき、一週間以上、尾骶骨痛に悩まされています。しかしなんとか仕事は出来る程度なので病院には行かずに踏ん張っています。本当に「一寸先は闇」。熱中症ももちろんですが、みなさんも気を付けてくださいね。

生産者番号 56番 八代弘樹


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梅雨…我慢の季節    ~ 幸せの座布団運び ~

毎年、気象庁から「梅雨入り」という報告があるものの、ここ何年間か梅雨らしい天候はみられなかった。ところが今年は毎日見事な梅雨空。畑には水が溜まり、人参やじゃが芋は半分近くが腐ってしまった。特にじゃが芋は雨の日に掘るとすぐに腐り出すのでなかなか掘る事ができなかった。またトマトも初めて実をつけたが、みんな腐ってしまった。葉も茶色になり、それが茎の部分まで進んでいて、既に1割くらいは枯れてしまった。去年は茎もマッチョでたくましかった自慢の大玉品種も、今年はその影はない。天候によってこんなに変わるものなんだと驚かされた。そんななか、私が作った唯一の在来種のミニトマトは、茎は細いものの連作障害の場所にもかかわらず淡々と成長している。私の判断ミスで在来種の大玉トマトの種が途切れてしまった…(悲)。これからどうなるかわかりませんが、頑張って今まで生き残ってくれているトマトに「頑張って!」と話しかけながら一生懸命に世話をしています。その時なぜか急に「雨にも負けず、風にも…」というフレーズが頭をよぎりました。

最近三芳のメンバーが集まると、南瓜も西瓜も実がならない(花が咲いて実になっても腐る)という暗い話ばかり。それは、花が咲いても雨の日ばかりだと昆虫が現れず受粉が行われないからである。「生産者が昆虫の代わりに雄花を持って受粉してまわればいいんじゃない」と思う方もいると思うが、茎(ツル)だけは伸びているので、作業中に茎を踏んでしまう恐れもあるし、この雨でぬかるんでいるので、足をとられて尻もちでもつこうものなら、これからという野菜が傷んでしまう。こういう時に昆虫たちのありがたさを感じる。しかし我が家では他のメンバーより南瓜を早く植えるので、実はもう初物を試食した。多分出荷も早い方だと思う。今年も「初物は美味く感じる作戦」で会員の方の胃袋をつかむ事ができそうである(ウッシッシ)。

また今年は白い南瓜(品種:夢味)を初めて作ってみた。数年前から一部の仲間も作っていて、おいしいらしいという話を聞いていた。しかし収穫した南瓜に包丁を入れてみてビックリ。色が白いので柔らかいイメージだったが、驚くほど包丁の入りが悪い。そういえば昨年会員の方に「白い南瓜を切ろうとして包丁が折れました」と言われたのをふと思い出した。しかし自分で言うのもおかしいですが、初物だからとはいえこんなに肉厚でホクホクで美味しいって感じたのは久しぶりですね。包丁を折ってしまっても食べる価値のある南瓜です。なんちゃって。早く皆さんにも食べて欲しいです。今回は収穫した白い南瓜の写真を添付します。

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ところで、南瓜用の座布団があるってご存知ですか?本来は土の中から南瓜を刺す虫(瓜バエの幼虫)から守るためにあるのですが、それを敷けば少しは長雨にも有効。発泡スチロール製のものが売っていて、最初は購入していましたが、2~3年使ったら割れてしまった。最近はスーパーで刺身などが入っているトレーを捨てずにとっておいてそれを裏返して使っています。私は畑で座布団の上に座っている南瓜たちを見ると、テレビの人気番組「笑点」の「大喜利」を思い出します。特に一番右のお茶目な「林家たい平さん」に見えてきます。ということは、さしずめ私は座布団運びの「山田くん」というところでしょうか。これからも真打ちの白い南瓜のために幸せと座布団を運び続けたいと思います。

また、今のところ雨が多いため里芋がとても元気。人によっては幹や葉が相当な大きさになっているところもあります。しかし水分があるからと、根を充分に張らずに地上部ばかり成長しているので、これから急に日照りになると、地上部を支えきれずに夏をのり切れない可能性もあります。しかしこの夏に適度に雨が降り、極端な日照りが無ければ、ジャックと豆の木のような大木(豆ではないが…)になり大豊作になるかもしれません。また、さつま芋の苗も多雨でしっかり根付いた様子。あとは草取りができるかどうかで収量が決まります。このように雨に強い野菜と弱い野菜があります。それと忘れてはならないのが「台風」。既に日本列島の周りをウロウロしているようです。「備えあれば憂いなし」という言葉がありますが、予め対策をとっておけるほど仕事に余裕も無いので、どの仕事を優先させるかはその日の天候次第。また大豆の種まきも7月15日までに行うのが良いとされていて、我が家はちょっと遅れてしまいました。しかしその後に適度な雨がありましたので、多分芽は出てくれると思います。ようやく梅雨明けしましたので、これから皆さんの食卓にカラフルな色の夏野菜が並べられると思います。

生産者番号 56番 八代弘樹



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2015年9月 1日 (火)

動画・・・畑と田んぼの様子

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生産者が制作した三芳の畑や田んぼのビデオをホームページのトップページに載せました。

どうぞ、ご覧くださいねhappy01  → http://taberukai.jp/

 

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