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2016年1月

2016年1月29日 (金)

今週の野菜

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大根、人参、里芋、小松菜、チンゲン菜、ブロッコリー、ショウガ、たくわん、みかん、レモン、卵

野菜代金 ¥2891 荷造り代金 ¥400

chick特注できる野菜・・・鶏肉、鶏がら、砂肝、人参、大根、干しシイタケ、味噌、梅干し、梅酢、米粉、コンバイン米、はざかけ米、もち米、マヨネーズ

chick生産グループの卵を使って作ってもらっている「松田のマヨネーズ」。特注お待ちしていますhappy01


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2016年1月22日 (金)

ゴボウの頭を植えてみたら・・・

西岡ポストの西岡さんより、こんなお便りをいただきましたhappy01

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mailto 写真は、頭のところを土に埋めておいたところ、こんな立派なゴボウができました。
お正月前に収穫して食べてみたら、柔らかくて香りも最高でした。
葉っぱもこの通り。みなさんも是非やってみてください。
大根、小松菜、水菜、ほうれん草、カブに白菜、もちろん長ネギも。
春になると、それぞれの花も見られます。
三芳の野菜は、生命力が旺盛なのでしょう。
これからの季節はグングン成長します。

happy01 西岡さん、ありがとうございました。みなさんの楽しい情報をお待ちしています! 食べる会にメールを送ってくださいね!
infoweb@taberukai.jp  まで。

                                            企画委員会


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今週の野菜

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1月21日分

菜の花、かぶ、白菜、人参、大根、里芋、みかん、レモン、卵

野菜代金¥2454  荷造り代金 ¥400

chick特注できる野菜・・・味噌、梅酢、米粉、米(はざかけ、コンバイン)、梅干し、大根、鶏肉、砂肝、人参、干ししいたけ、もち米、みかん

chick特注は、生産グループにメールかファックスで。食べる会事務所に電話、メール、ファックスしてね!

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2016年1月21日 (木)

東日本大震災の影響は続く ~ 先日出逢った一冊の本より ~

今年最後のメールマガジンとなります。今年も色々な事がありましたが、振り返ると目の前の問題にばかりに気を取られていたような気もします。しかし、私達の見えない場所でも様々な事が起きています。今回はその事を取り上げて、今年最後のしめくくりとしたいと思います。

普段多くの生き物に囲まれて有機農業を行っていると、小さなバクテリアから人間のような大きな生き物まで、みんな命が宿っていて、限られた環境、限られた寿命、そしてそれぞれの運命の中で精一杯生きていると感じる。ふと考えると、私達農家はいったい一年間で幾つの命を奪っているのかと思う時もある。しかしただ一つ言えるのは、私達三芳の農家は「農薬」という卑怯な手段は使わず、一匹一匹の虫と向き合い戦っているという事。それも自分の田畑に侵入してきた虫に対してだけであり、決して無駄な殺生は行っていないと思います。農薬が開発されるまでは、あたりまえのようにそういう農業が行なわれ、全ての生き物たちが、他の生物のテリトリー(領域)を大きく脅かす事なく仲良く暮らしてきました。また私達が飼っている鶏たちをはじめ、牛や豚などの家畜たちも人間の食物のために犠牲になるとはいえ、それまでの間は農家がたくさんの愛情をそそいでくれていると思います。

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先日、知り合いから一冊の本をいただきました。それは福島第一原発から20km圏内に取り残された動物たちに関する写真集です。タイトルは「のこされた動物たち」。太田康介さんという報道カメラマンが3か月間かけて撮影した記録です。写真と文章が半々くらいでしょうか。最近は滅多に報道されなくなった被災地の状況。もうこの本が発行されてから4年が経ちますので、写真に写っている動物達のほとんどは死んでしまっていると思います。震災後に特別に設置された政府の「復興予算」も、全く関係のない事業に使われたり、現在では無理やり「東京オリンピック関係」という項目にすれば予算がおりてしまうような体質のこの国。被災地の人間以外のちっぽけな(本当は決してちっぽけではないが)生き物になんて目を向けるお役人さんなどいないと思います。というか、仮設住宅の他、まだまだ様々な問題があるでしょうから、実際にはそれどころではないというのが現実だと思います。

しかし、ちゃんとこういう記録を撮ってくれている人がいます。そしてこの本によって、様々なボランティアの方々がこの動物たちの命を救うために頑張っている事を知りました。もちろん、他のボランティアと違い、全く公的な援助もなく活動を行っています。このカメラマンも書いていました。自分ができる事は写真を撮って多くの方に見てもらう事だけだと…(涙)。私も2年前に2日間だけ被災地の農家をお手伝いしただけで、その後の呼びかけにも応えられていません。しかし今回、私の元にこの本が届いたのにはきっと理由があるはず。この本と出会った奇跡を少しでも活かして、この震災を風化させないよう、今回はその内容を少し紹介させていただきたいと思います。

本の内容より

 [きてくれた]車のほとんど通らない交差点に一匹の犬がいました。私に気付くと、彼は自ら近づいてきました。持参したドッグフードを差し出すと、食べはしますが、それよりもスキンシップを求めてくるのです。食べ物より人間の方がいいのです。耳をペタンと寝かせて「なでで、なでで」と目で訴えてくるのです。きっとこの前までどこかの家族の一員だったのでしょう。食事を終えても私のそばから離れず。私は胸がつまって、ただ「ごめんよ、ごめんよ」と謝るしかありませんでした。

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 [人間のつごう]犬や猫だけでなく、他の動物が気になって家畜舎を訪ねました。死体が積み重なる中でなんとか生き残っている豚がいました。意味もなく見捨てられて豚たち。しかし彼らと寄り添うように静かに眠っていました。また先に逝ってしまった仲間たちを気遣うような仕草を見せながらやっと立っている馬たち。私に対して「どうして?」と目で訴えているような気がしました。その後政府より家畜は全て全頭処分(安楽死)するという発表がありました。死に方で一番苦しいとされる餓死。せめて皆が無事に安楽死した事を願うしかありませんでした。

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 [人の消えた街で]庭につながれたまま息絶えている犬がいました。どうしようもない現実。そっとタオルをかけ、花を添え、体をポンポンとたたきながら「天国でいっぱい走るんだよ」と言いました。その犬は、楽しかった時の思い出を胸に、天国へいったのだと思いたいです。

 その他、「水欲しさに水路に落ちて動けない牛」「自宅の烏骨鶏を血だらけになって野犬たちから守りぬき弱ってしまい、死を待つ犬」「鶏とエサを仲良く分け合って食べている犬」「餌がなく空腹に耐えきれずビニールを食べている馬」など

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 ~④それぞれに写真がありましたが、あまりにかわいそうでしたので、その中でもお見せできると思われた写真だけを添付しました。

数か月前から、一部の原子力発電所が動き出しています。もうこのような災害が起きないと誰が断言できるのでしょうか。今も震災は続いています…。興味がある方は是非書店に行ってみてください。

生産者番号 56番 八代弘樹

 


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この異常気象で分かれる明暗  ~ シイタケのやる気スイッチ ~

師走の半ばだというのに、今日の気温は20度。本州のスキー場も雪不足でお手上げ状態です。この陽気はいったいなんなんでしょうね。いつもであれば霜で傷んでしまうセロリー等も元気です。また年末に間に合うか微妙だった我が家の葉物野菜も、もしかしたら間に合うかもしれません。しかしナ花もシイタケも気が狂ったように成長し、ブロッコリーなどはまだつぼみが小さいのに咲いてしまい、仕方なく出荷せざるを得ない状況です。しかし食べる会の皆さんは毎回ちょうど良いくらいの量の野菜が届いていると思います。

私は出荷事務をしている関係もあり、生産者が一生懸命に手をかけて育てた野菜がなるべく各曜日に均等に届くように心がけています。ですから我が家が早めに出荷してその品目が終わりかけたタイミングで、次の生産者の出荷が始まったりすると「ヨッシャー」と心の中でガッツポーズします。

以前にもお話した通り、三芳の生産者は皆が同じ条件で野菜を育てていますが、各生産者が独自のノウハウを活かし微妙に時期をずらす工夫をしています。しかし今年のこの陽気…。いくら頑張っても品目によっては一気にそのピークはやってきます。この前は「ナ花」が山のように出荷された日があり、その中でも一人で飛びぬけて多く出荷した方を賞賛するつもりで「すごいじゃないですか~」と声をかけ、山に積まれた箱の写真を撮ってから職場である事務所の中へ…。するとどうでしょう。パソコン操作中のその日の配分担当者が暗い顔をしていました。話を聞くと、ナ花が出荷数オーバーし配分しきれないとの事。今年初めてのナ花の大豊作に喜んでいた矢先、目の前が真っ暗になりました。しかし、今年初めての豊作という事で、食べる会の方もこの程度は受けてくれるだろうという量を配分してくれました。その後、私は他の役員たちに相談しその日の配分を決定。そしてオーバーした分はその生産者に持ち帰ってもらう事になりました。結局、朝に私が賞賛の声掛けをした人は25箱の持ち帰りとなりました。今度は私がその人にお悔やみの言葉を伝えなければなりません(冷汗)。しかし恐る恐る近づき小さな声で「25箱分、すいませんが持ち帰りを…」と言うと、「しかたないね」と納得してくれました。そしてその大半は鶏たちのエサとなったようです。これだけたくさんのナ花を収穫するのにその生産者は1人で何時間かかったんだろう。おまけにナ花は中腰で摘むため、さぞや腰も痛かっただろうに…と思いました。ちなみにその日の我が家のナ花の出荷数はというとたった2ケース。その人がどんなに苦労したかを考えると身につまされるようでした。

しかし今度はシイタケのビッグウェーブが到来…。8人くらいの人が作っていますが、ほとんどの人が出し切れない状況となりました。しかしシイタケの場合は干しシイタケにする事ができます。蒸し暑いと、干してもカビが生えてしまうのですが、明日頃から本来の寒さになるという予報ですので、無事に干しシイタケになってくれる事を祈りたいと思います。

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ご存知の通り、私達のシイタケは本当の木に菌を打ち込み、1年半寝かせて菌が浸み込んだら、家の近くで最終的な形に組み上げます。収穫自体は楽ですが、そこまでの仕込みがとっても大変なのです。ですから、我が家も唯一連休をとれるお正月に、次に菌を打ち込む木を切りに山にいったりした時もありました。お正月の1週間の休みで、食べる会の皆様には色々とご不便もおかけしますが、農家がボ~っと過ごせるのはお正月の3日間くらいかもしれませんね。

また、今年我が家では色々と忙しく、シイタケが出る新しい木をなかなか山から運んでくる事ができませんでした。そのため、この秋の最初のシイタケのビッグウェーブには間に合いませんでした(トホホ)。それは木(菌)を目覚めさせる事ができなかったためです。「シイタケのやる気スイッチ」とでもいいましょうか。山で寝かせたままではスイッチが入らないのです。振動させたり、日にあてたり、電気を流したり…。するとスイッチが入ります。昔から農家では「近くに雷が落ちたり、地震がおきたらシイタケが出るから見にいけ!」という言い伝えがありますが、ちゃんと裏付けがあるようです。私達はやっていませんが、実際にシイタケの専業農家では木を水に浸ける際に電気を流して出荷のタイミングをコントロールしているという話もあります。ですから我が家はまだ眠りから覚めない木が多かったため、今回の出荷調整にも引っかからずに難を逃れました。これから少しずつ木が目覚めてくれれば安定供給できていいのですが…(苦笑)。今回はスイッチの入ったシイタケとたまたま花の様な形になったシイタケの写真を載せます。

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また、切干大根、切干人参作りもこの陽気でカビてしまったという話を耳にしています。現在はかなり狭い地区の天気がわかりますので、私達はその情報を常に頭に入れていますが、それでも裏切られる事もあり、本当に泣き笑いの毎日です。しかし、そういう苦労や楽しみを共に話せる仲間がいて、またそれを理解してくれる「食べる会」の方々がいる。私達は本当に幸せだと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹


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ネームバリューの上であぐらをかく企業  ~ 「提携」の本来の目的とは ~

 最近、世界トップの自動車メーカーによる排気ガス制御システムの不正や日本の建設会社による杭打ちデータ改ざんなど、大手有名企業の不正が次々と明らかになっています。そしてついこの前、数十年間にわたり人の命に直接関わる血液製剤の製造過程の不正と会社ぐるみのデータの隠蔽が明らかになりました。血液製剤といえば、非加熱製剤により多くの方が被害を受けた「薬害エイズ事件」は30年以上前の出来事とはいえとても衝撃的で記憶に残っています。また「薬害肝炎」も同様に血液製剤によるものがあり、もちろん直接人が口に入れる薬の製造のルールは厳しく定められているはずですが、その中でも特に血液製剤の製造に関しては徹底管理されていなくてはならないはず。「いいかげんさ」という面では海外の事ばかりが報道されているが、各メディアは国内にこそ目を向け、それが話題になった時だけでなくその後の経過もしっかり報道して欲しいと思います。

 さて、人が口に入れるものといえば、私達の育てた野菜たちもそうである。食べる会の抜き打ち検査機関(笑)である「縁農委員会」の方が中心となって、毎月のように三芳に足を運んでくれているが、昔に比べてその人数も減ってきているようです。ちゃんと三芳をチェックしなくて大丈夫ですか?あやしい生産者はいませんか?でも、食べる会の方にもっと三芳に足を運んでもらうのに、こんな形の誘い方はダメですね(笑)。それよりも縁農委員の方と三芳との癒着は大丈夫でしょうか。みんなの家での夕食時の様子等を見ると、もう仲良くなりすぎちゃって、監視どころか食べる会と三芳の区別もないような関係になっているようですよ…なんちゃって。でもそういう関係になれるって本当に幸せだって感じます。色々な事情で、今はなかなか三芳に来れない方もいると思いますが、現在は「農」ではなく「農」ですので、交流のためのイベントだと思って気軽にお来しください。また現在(12月上旬)はここ南房総も紅葉を見る事ができます。養老渓谷などは特におすすめですが、家族でドライブついででも結構ですので、私達の畑を見たい方はぜひご連絡ください。

 話は戻りますが、今この時代、信頼を得るのは大変ですが失うのは簡単です。特に食品会社などは、社員が真面目にやっていても、販売店舗で異物を入れられたりする場合もあります。しかし私達の野菜は店舗で売るのではなく、直接皆さんの元へ届きます。全て私達の責任です。「提携」はどちらかというと農家を守るためのルールのように思えます。しかし本当にそうなのでしょうか。確かに40年前は社会に逆らって有機農業を行う農家は少なかったかもしれません。しかし現在は「有機野菜」(※認証を受けている)と名のつくものを育てている農家は増えてきました。ですから私達農家は昔と同じ考えではいけない気がします。私達は食べる会のお墨付きをいただき有機認証を免れています。それは大変ありがたい事です。しかし私達はその代わりに、ビニールハウスやマルチ(土の表面を人工のもので覆う事)を使わず、また堆肥や肥料なども自分たちで作り、有機認証よりも更に厳しい条件で野菜を育てています。また全量引き取り(三芳が決めた量を受けていただく)、そしてダンボールや紙袋、卵パックなども何度も繰り返し使わせてもらい経費を最小限に抑える事が出来ています。でもその分、自然食品店などより安い価格で安全な野菜をお届けできていると思っています。しかしその全ては提携による特別ルールがあるからこそ。「提携」というのはお互いに束縛しあうものではなく、相手の立場に立ち、なるべく無駄が無くお互いが望む一番良い関係を築く事。そしてそのためのルール作りを共に行う事ではないかと思います。

時々食べる会の方から「生産者は頑張っているのだからもっと自信を持って、もっと威張ってもいいんじゃないの」と言われます。しかしそうできないのは、やはりどこかで「甘え」のようなものがあるからだと思います。提携があっての私達だと感じているからだと思います。食べる会の方で私達生産者に「私達が野菜を買ってあげてるんでしょ」と言う人はいません。ですから生産者も威張らず謙虚であってしかるべきです。ただ、魅力ある農家を目指す努力は忘れてはならないと思います。

食べる会の皆さんとの交流の減ってきた現在、お互いの情報をどう伝え合うかがとても重要になってきていると思います。今回、問題をおこした企業のように不正をしたり、また誇大な表現[決してメールマガジンの事ではありません(笑)]などは問題がありますが、実際に行っている事をしっかりと伝える事ができるか否かで、相手に与える印象は大きく変わってきます。私達も野菜作りへのこだわり、そして食べる会の方を想う気持ちには自信があります。しかし私達は農家であるが故、話をしたり文章を書く事は決して得意ではありません。しかし、新しく会員になられた方などもいらっしゃるので、これからもアンテナを伸ばし、相手が欲しがっている情報をお伝えしていけたらと思います。縁農委員の方々は検査機関ではなく「親善大使」です。ちなみに今週末も三芳の婦人部との交流会のため、色々と準備をしてくださっています。これからも二つの会のキューピット役としてよろしくお願いします。

生産者番号 56番 八代弘樹


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わっかるかな~   ~ 大切な選別作業 ~

突然ですが「わっかるかな~ わっかんね~だろうな~」というフレーズは知っていますか?女性にはちょっと難しいかもしれませんね。これは松鶴家千とせさんの漫談の有名なフレーズです。また30年くらい前に服部SEIKO製の腕時計のCMでも使われていました。

ところで、なぜその話かというと、今回はちょっと難しい里芋掘りの話だからです。これを聞くと「ただ掘るだけでしょ?」と思いますが、芋の品種によっては選別して出荷しなければならない種類もあります。何年も農家をしていれば、なんてことない作業ではありますが、慣れない方には難しいようです。

里芋というと、もう1ヶ月以上前から出荷が始まっていますが、三芳では色々な里芋を育てています。私も特別詳しいわけではありませんが、会の出荷の多い順に紹介すると、①早生芋(親芋は食べない) ②セレベス ③赤芽(セレベス意外) ④たけのこ芋 ⑤八頭 ⑥エビ芋(京芋)でしょうか。

ちなみに我が家ではオーソドックスな①早生芋と③赤芽の2種類を育てています。この二つの見分け方は、名前の通り芽の色。そして大きく育った茎の元の色も①は緑ですが③は赤く、③の茎は干すと「ズイキ(芋がら)」と呼ばれ保存食になり、あえもの、漬物、佃煮などにして食べる事ができます。コリコリとした食感がいいそうです。以前に食べる会の方に頼まれ、配送で運んだ記憶もあります。⑤の八頭の茎も同様に食べられるようです。

そして我が家で作っていない②セレベスは赤芽の部類に属し、親芋も食べられる品種でとても大きくなります。また④たけのこ芋と⑥エビ芋(京芋)は名前の通り長い芋です。少し前までは私は同じものだと勘違いしていましたが比べると模様が違います。

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さて本題の親芋についてですが、①早生芋は子芋を食べないので掘ったらすぐその場で、その子芋を切り離します。里芋は種芋を冬の間、霜のおりない場所で保存しておき、春に畑に植えます。そしてその種芋の栄養を使って芽が伸び、子芋ができ成長します。そして初冬には種芋はほぼ腐ってしまい、新たに成長した子芋が新しい親芋となり来年の種芋になります。その芋から芽が出てできた芋が孫芋です。出来がいい時はひ孫芋も食べられるくらい立派になります。里芋はあたり年とハズレ年で収穫量は格段に違います。我が家で作っている①早生芋はしっかり選別してあげないといけないので気を使いますね。もしもこの時期に三芳に来られる事があったら是非挑戦してみてください。ちなみに添付した写真は見やすくなるように孫芋をかなりもぎ取ってあります。本当は出荷できる孫芋はもっとくっついていますのでご安心を!

また、他に選別が必要な品目というと卵でしょうか。これが完璧にわかるには数年かかります。私もたまに失敗して卵を割ってしまう時もあります。卵は出荷する前に必ず選別します。しかしそうはいっても中身は見れませんよね。選別するのは殻の方です。以前にヒヨコが成長して初めて産んだ卵はちょっと小ぶりで殻がしっかりしているという話をしましたが、その後はだんだんとサイズは大きくなってきます。しかし逆に殻は少しずつ薄くなってきます。ですから、お肉にする前あたりになると、殻の薄い卵が1割くらいを占めるくらいになります。

卵の殻は「厚さ」と「固さ」が関係していて、固さというのは殻の密度によって変わり、密度が濃いほど丈夫です。よって全部で4種類に分類されます。それは、①厚くて固い ②厚いがもろい ③薄いが固い ④薄くてもろい です。この場合、もちろん①は合格で④は不合格です。判断が難しいのは③と④ですが、結果的には卵の量によって決まり、現在のようにグループ全体で卵が少ない時は入れる場合が多くなります。しかしその場合は③と④の卵は外部からの衝撃を受けにくいように、パックの内側に置いたり、ちょっと工夫はします。

では、①~④をどうやって判断するか。我が家では卵を片方の手で持ち、もう一方の手の爪で殻をはじいて、音と爪の感触で判断します。殻が厚いほど低い音になります。また④などの殻が薄い卵を勢いよく爪ではじくと割れてしまいますので、はじく前に卵の形や色、また表面のザラザラ感である程度加減します。卵1個が作られるのに使われる殻(カルシウム)の量はある程度決まっていると言われています。ですから、極端に大きい卵、また外側にイボのような殻の突起部などがくっついている卵は殻が弱いものがほとんどです。また表面がザラザラのものや細長い形をしているのも、十中八九殻が薄いと思って間違いありません。

こういう生産者ごとに任されている基準(ものさし)を甘くするか厳しくするかは色々な条件で決まってきますが、会の名で出荷している以上、これからも色々なルールを取り決めながら、頑張っていきたいと思います。ですから食べる会の皆さんも色々とご意見をお寄せください。

生産者番号 56番 八代弘樹

 

 


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赤ちゃんは皆かわいい 

人間を含め、動物の赤ちゃんは皆かわいいですね。テレビでも犬や猫、そして動物園などにもいる動物の赤ちゃんもよく紹介されるが、やはり皆かわいい。最近は「ブサかわいい」という、ちょっと不細工でそこがまたなんともかわいい動物たちも人気なようである。そして私の周りではちょっとした「お孫さんブーム」が起きている。ちょっと昔に流行った「なして、こんなにかわいいのかよ~ 孫という名の宝も~の~」という演歌ではないが、やはりお孫さんのかわいさは格別なようです。ある研究者の話によると、動物の赤ちゃんがかわいいのには理由があるらしい。それは産まれてすぐは一人では生きていけないからだそうだ。馬たちのように産まれてすぐに立って歩いたり、イルカのようにすぐに泳ぎまわるようなたくましい動物たちもいるが、それでも決して一人では生きていけない。かわいければ誰かが助けてくれる。人だって小さな赤ちゃんが道端でひとり泣いていればなんとかしてあげたくなりますよね。動物の赤ちゃんがかわいいのは、そういった気持ちが自然とわいてくるようにするためだそうです。

では植物はどうか…。確かにかわいさに関しては動物にはかなわないが、それでも芽が出たばかりの植物はやはりかわいい。私の持論「種まかずして実りなし!」の通り、私はいつも種を多めにまきます。後で「もっとまいておけば良かった」と悔やまないためでもあるが、結果その事が原因でいつも自分の仕事を増やしてしまっています。毎回反省はするのだが、それでも最後に苗が余り気味になる。定植(最終的に苗を畑に植える事)作業は時々母も手伝ってくれる。私が配送に行って畑仕事が出来ない日などにも、私に代わってその仕事をしてくれるのだが、その後に決まって母が必ず「苗を…本定植したからもう充分でしょ?」と私に言います。母の経験上から、これ以上植えても他のメンバーとぶつかり出荷できないからである。しかし苗床に残された苗…何とも悲壮感が伝わってくる。水をかけなければ日に日にしおれてくる。真夏などは2日くらい水かけをさぼっただけで枯れてしまうので、過去にそのまま枯らしてしまった事もあったが、いつも「このまま見捨ててしまっていいいの…?」という心の声に背中を押され、最後は私があたりが暗くなってから親の仕事の邪魔にならないような場所(畑)に植える。そういう時は、苗たちも心なしか喜んでいるようにも見える。

食べる会の方の中にも、自宅の近所に畑を借りて野菜を育てている方も少なくない。また、なんとここ南房総市に田んぼや畑を借りて、通いながら仲間で米や野菜を作っている人もいて驚いた。昨年から少しではあるがその方に野菜や稲の苗を提供させていただいた事もあり、色々とアドバイスをさせていただいた。私も三芳の中ではまだ「ひよっこ」ではあるが、その時だけは「指導員(ちょっと偉そう…)」である(笑)。私達と比べて決して良いと言えない条件の田畑。そしてもちろん数週間に一回の世話となる。昨年までの野菜の話などを聞きながら、本当に苦労されているんだという事を実感した。ラッキョのような玉ねぎしか収穫できなかった事。そして昨年までは痩せ細ったお米が少ししか収穫できなかった事。また海に近い事もあり、収穫間際の野菜が強風で潮風にもまれ一晩でダメになった事も。その方に「野菜を育てるって本当に大変ですね」と言われ、もっと格段に良い環境で作っているのに、しょっちゅう弱音を吐いている自分が恥ずかしくなった。野菜の苗を提供した時も「立派な苗ですね。大切に育てます~」と言われ、その後もその野菜の生育経過を教えてくれました。また今年は稲がたくさん収穫できたようで、玄米もいただきごちそうになった。

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野菜だって動物と同じように手を差し伸べてあげなければ育たない。ましてや愛情を注いであげなければ立派に育たない。自分が育てたものは野菜だって何だって皆かわいい。特に種から小さな芽を出した時は嬉しいし、とってもかわいいです。今回はチンゲン菜の苗の写真を添付します。ですから苗床に残った苗たちを、収穫できなくてもいいから広い大地に連れていってあげたいと思う。昔、お世話になった露木裕喜夫先生が色々な実験をされ、そこから多くの事を学んだように、私もその苗たちを大地に植える事で何かそこから学ぶ事ができるかもしれないといつも思っています。

今この時代、時々「提携(TEIKEI)」という言葉が一人歩きしているように感じる時があります。私は提携で生産者と消費者がつながっているとは思わない。つながっているのではなく「ひとつになっている」のだと思います。食べる会の方たちは多くが都会に住み、様々な理由で自分の田畑を持てない方がほとんど。しかし本当はご自分で野菜を作りたい方もいると思います。ですからその方たちに代わり私達三芳の生産者が「食べる会の会員、そして三芳のメンバーも含め全員の田畑を守っている」という事だと思います。ですから食べる会の皆さん、これからもご自分の田畑だと思って三芳に遊びに来て欲しいと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹


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いちばん憂鬱な日 ~ 鶏たちの最後の昼(晩?)餐 ~

いつもならそろそろ初霜の便りもくる頃ですが、今年は暖かいため、体は楽で助かっています。しかしその半面、害虫(夜盗虫や黒虫など)も多く、葉物野菜に魔の手が迫っているようです。我が家でも夜盗虫にキャベツとほうれん草がやられました。ほうれん草は細かいので虫取りはあきらめましたが、母が少し前にやっと植えたばかりのキャベツがボロボロに…。現在は母が一生懸命に虫取りをしています。私もその現場を見てしまうと、手を出したくなってしまい私の仕事が更に遅れてしまうので、心を鬼にして(都合主義ですが…)キャベツに関しては母に一任しました。しかし先日ちょっと気になり見にいったところ、ものすごい状況になっていました。これではさすがの母もギブアップ寸前になるな~と感じました。しかたないのでとりあえず写真をパチリ。ほうれん草もむしろ葉物の中では比較的害虫被害は少ない品目なので、こんなに被害を受けるのは初めてかもしれません。今回はその二つの写真を載せさせていただきます。しかしながら最近は、本当にその年によって天候が全く異なりますね。昨年まで数年間は初冬に極端に雨が少なく、小松菜やホウレン草などの葉物野菜の出荷が遅れ、年末年始に合わせて世話をしていた葉物も結局間に合わない事も多々ありました。しかし今年は育ちが早く、既に皆さんのもとへも届いたのではないかと思います。しかし逆に雨が多いため、根がしっかり張っていない箇所も多く、ほうれん草は砂地の場所は大丈夫でしたが、それ以外の3割くらいが黄色くなってしまいました。

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さて、表題の「憂鬱」な理由ですが、それは自分の家の鶏をお肉にするためです。ちなみに三芳では鶏をお肉にする事を「つぶす」といいます。そして自分の家の番になると、前の日の晩に鶏をつかまえて指定のカゴに入れなければなりません。鶏たちは鳥目で暗くなると動けなくなるので、比較的簡単には捕まえられますが、体をしっかり捕まえないと羽をバタバタさせ暴れます。そのため鶏舎内の乾いた鶏糞が舞い上がり、作業者は鶏糞だらけになります。しかし、今年もその作業はなんとか無事に終わり、明日の午後からの解体作業を待つばかりとなりました。

しかし夕方に捕まえてしまうため、その日の昼が鶏たちにとっての最後の食事となります。今から栄養満点の食事を食べさせてもしかたないのですが、最後くらい大好きな葉物野菜をたらふく食べさせてあげたいと思い、小松菜、カブ、ホウレン草の葉を食べさせてあげました。これが鶏たちにとって「最後の晩餐」となるわけです。そして、その鶏たちが競争で食べる姿をしばらく見ていました。

思い返すと、今年お肉にする鶏たちはとても優秀で、たくさんの卵を産んでくれました。2年半前に200羽のヒヨコを入れましたが、もともと体が弱い鶏はヒヨコのうちに亡くなります。また動物にやられたり、ケンカによる負傷や内臓疾患などが原因で自然に数が減って100匹くらいになっていました。それでも、現在でも他の若い鶏よりもたくさん卵を産んでいて、つぶすにはもったいない気がしましたが、そこはしかたありません。母もその鶏たちが産む卵が多いので、別の鶏舎の鶏をつぶすのだと勘違いしていたほどです。

捕まえる時は、夜に鶏が騒ぐので近所の人たちもちょっと気になっているかもしれませんね。またつぶす当日も作業場(解体場)で大声をあげます。自分の鶏だと思うと、その声を聞くとどうも心苦しくてなりませんが、まあ実際には処理場で私も担当の作業を始めていますので、その作業に集中する事でなんとか気にせず過ごしていられるような感じです。

ところで、鶏といえば「ピーちゃん」が気になっている方もいると思いますが、いよいよ他の鶏たちからのいじめもひどくなり、少し前に避難場所(シェルター)を作ってあげました。壁に透明な板を立てかけただけの簡単なものですが、最近はそこにいる時が多くなってきました。他の鶏は大きいのでその場所に行く事ができないため、とりあえず攻撃をしのぐ事はできます。しかしこれから寒くなり、あと何日頑張っていられるのかとても心配です。他の鶏に気付かれないように、こっそりエサを入れてあげています。明日からひとつ鶏舎が空く事になるので、新たなヒヨコが来るまではそこに移してあげようかと思っています。しかし他の仲間と引き離すのもさみしいかな…なんて色々と考えてしまいます。動物の言葉がわかったらと考える時もありますが、鶏に関しては良く鳴くし、とってもおしゃべりなのでわからない方がいいのかもしれません。ひょっとして私の悪口ばかり言っているかもしれませんしね(笑)。

いずれにしても、もうすぐ冬の到来です。霜が降りると冬野菜のうま味も増します。また、玉ねぎの苗も今年は良いようです。ほとんどの生産者は定植が終わり、根がしっかり張ると天に向かってまっすぐ伸びていきます。温州みかんのように今年は色々な野菜が豊作になるといいですね。

生産者番号 56番 八代弘樹


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2016年1月13日 (水)

今週の野菜

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1月7日分

シイタケ、白菜、カブ、大根、人参、菜の花、春菊、里芋、ショウガ、みかん、卵

chick特注できる野菜・・・大根、菜の花、人参、白菜、味噌、梅酢、米、米粉、もち米

特注お待ちしていますhappy01


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