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2016年2月

2016年2月22日 (月)

シイタケのこま打ち

縁農委員さんとシイタケのこま打ち縁農に行ってきました。

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まずは、伐採しておいたシイ、クヌギ、栗、トウジなどの木に電気ドリルで穴を開けます。

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そこへ、シイタケ菌のコマを入れて、金槌でしっかりと打ち込みます。(今日は小雨が時々降る生憎のお天気でした。縁農委員さんたちはレインコートを着てお手伝いです)

この木を時々裏返したりして向きを変えながら木漏れ日の当たる林の中に1年半くらい置いておくと、シイタケが生えてくるそうです。

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生産者番号28番、大森さんのシイタケ。コマを打って1年目くらいだそう。可愛いシイタケが出てきていました。

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12番 古宮さんのシイタケ。(後日、ホームページのトップページへ、こま打ちの動画を載せますね。少しお待ちください。只今、和田さんの里芋のお話など載せています)

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ここからは、29番安田さんの畑です。玉ねぎ

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キヌサヤが育ってきていました。


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ブロッコリー


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白菜

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水菜

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菜の花

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春キャベツ



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鶏たちも元気に小屋の中を走り回っていました。

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レモンも豊作ですね。

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川野(甘夏みかん)がたわわに実っていました。21番君塚さん。

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イノシシの被害は相変わらずだそうで、畑の周りやシイタケ林の周りは電柵や丈夫な金網で囲ってありました。シイタケそのものは食べないそうですが、木の周辺の虫を探すためか、土を掘り起こしてシイタケに被害を与えるそうです。

今回、畑と山を案内していただいた生産者番号29番、安田さんの息子さんと28番大森さん。シャイなお二人の横顔しか撮れず、ごめんなさい。

美味しいシイタケが届くのを楽しみにしていますねhappy01


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                                          企画委員会

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2016年2月20日 (土)

変わらないために変わらなくてはならない事 ~ 配送コース見直しによるトラック2台化 ~

早いもので、私が生産グループに入ってから15年になる。皆さんご存知のように今年の2月より配送トラックを1台処分し、木曜日と土曜日はトラック2台のみ、そして火曜日はバン1台も使用して3台での配送になる。会が発足して一番の最盛期にはトラック5台で行なっていた配送。私が入会した15年前もトラックは4台だった。多分、昔のように道が整備されていなかったり、車の性能が悪ければもっと苦労していただろうが、高速道路も整備されアクアラインも開通し、またトラックもハンドルやクラッチが軽くなり運転も楽になった。

今回の配送コース見直しは急に思い立ったわけではない。2年くらい前であろうか。将来の事も考え、三芳の配送ルートや道に詳しい精鋭を集めて検討会が行なわれた。もちろん方向音痴の私に声がかかるわけがない(笑)。しかしその時の結論は「曜日によっては不可能ではないが、ちょっと無理があり時期早々である」というような事であった。

また最近では、昔ながらの荷分けポストが減ってワンボックスのポストが増え、会員の方にも会えないポストも増えたため、今回のトラック2台化に対するご意見を充分にうかがえないという事が心配されたため、対象の全ポストに記入用紙を配り賛否はもちろんの事、他の色々なご意見もうかがった。そしてその結果を会議の時に聞いて私は驚いた。それはトラック2台化に対し反対のポストがあった事。しかしその反対の理由を聞いてホッとした。それはトラックが減る事で三芳のドライバーの負担が増えてしまう事を心配しての反対意見であった。会が発足して42年、この二つの会が手をとりあって色々な困難を乗り越えてきた。ゴルフ場反対運動、また油粕やブロイラー鶏糞の問題、そして大きな事故があった事も聞いた。数えきれないほどの昔の苦労話は宴会の席や一緒に配送に行った時などに先輩方からよく聞かされます。

また、私はたまたま40周年記念の時に過去のビデオを編集する係であったので、過去の懐かしい映像を見ながら、今とどう違っていたのかを色々と比べる事ができました。あたりまえですが、生産者も、また食べる会の方も若く、現在も会員でいらっしゃる方が映ってもわからなかった人もいたかもしれませんね(笑)。

1月のある木曜日。その日私は2月から使わなくなるトラックに乗っての配送でした。私の担当する木曜日では、このトラックは千葉コースを走っていました。もちろん思い出もたくさんあります。わき道から急に車が飛び出してきて、トラックの脇腹(人間ではないが…)を傷めた事もありました。春には霊園近くの桜並木で花びらが舞う中での配送。ポストでもちょっと花見に参加させてもらったり…。寒い日に会員の方が野菜たっぷりの温かいスープを作ってきてくださり、その場でいただいた事もあります。ですからその最後の配送の日は「昔、こっちにポストがあったな~」など、昔の事を考えながら走りました。

トラックはもちろん新車で購入するとはいえ、車というのは必ず当たりとハズレがあるもの。しかしこのトラックは50万キロ近く走ったのにもかかわらず、ほとんど故障もなく本当に優秀でした。あと数週間でこのトラックも引退なのかと思うと、ハンドルを持ちながらなんだか寂しくなりました。また生産グループは一般の法人とは違いますので、トラックも法人名義ではなく、個人名義で購入、登録されていて今回手放す事になったトラックは私の名義になっていました。そして私も含め、ちょっとした事故が数件続いた時があり、皆に「名義人の行いが悪いんじゃないの~」と、からかわれた事もありました。でも今となってはそれも懐かしく感じます。

そして2月になりいよいよお別れの日が近づいてきました。私は「調子が良いとはいえ50万キロ近く走った車なんかきっとスクラップ場行きだろうな~」と思っていました。しかし先日、吉報が舞い込んできました。そのトラックを使いたいという地元の会社が現れたのです。また話によると、過去にもその会社は三芳の古いトラックを購入してくれたそうです。もちろんトラックの脇や背中の野菜の絵は消されてしまうと思いますが、これからもその会社のトラックを見かけたら心の中で「お互い無理せずにいこうな」とエールを送ろうと思います。

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2月に入り、トラック2台での新しい木曜日の配送に行きましたが、以前よりもポストの方が気を使ってくれているような気がします。まだ陽が短いので最後のポストへ着く頃は暗くなってしまいますが、私達の到着を心待ちにしてくれている会員の方のために、これからも事故のないよう気をつけながら、そして一期一会を大切に、ハンドルを握って頑張りたいと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹


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最近のマイブーム  ~ パソコン・スマホの無い方、ごめんなさい ~

最近のスマートフォンの普及によりインターネットがより身近になってきました。以前の携帯電話では「iモード」という限定的な範囲での検索しかできませんでしたが、スマートフォンはパソコンと同様のインターネットができます。したがって、現在では皆が手のひらサイズのパソコンを持ち歩いているような状態ですね。また逆にスマートフォンの機能が良すぎるため、パソコンやタブレット端末の売れ行きがあまり良くないという話も耳にします。

私は元々、会社員の時代に情報処理(IT)系の仕事だった事もあり、パソコンは好きですが、現在のようにインターネットに頼りすぎている社会はどうなのかと感じる時があります。拳銃や爆弾の作り方、そして薬物売買や人殺しの依頼など、とんでもない情報が飛び交っていて、警視庁も「おふざけ的な情報」と「直接犯罪に結びつく情報」の切り分けなど本当に苦労されているのではないかと思う。しかし私も、過去の情報の検索でインターネットを頻繁に活用する。私も人生の折り返し地点を過ぎたせいもあるかもしれないが、時々自分の幼い頃を思い出したりして、昔の歌を聞いたり、懐かしい画像などを見て癒されている。

現在、朝のニュース番組やワイドショーでも、人気のあるインターネット動画を頻繁に紹介するようになった。私も3か月くらい前に携帯電話をスマートフォンに切り替えてからインターネットを使う機会が格段に増えたのだが、先日たまたま過去にテレビで流れていたあるCMのダイジェスト版を目にして釘づけになった。それは東京ガスのCM。普通、同じCMはそう長い期間は流れない。また番組の提供などの関係で、一度も見ないまま終わってしまうCMもある。その東京ガスのCMは「家族の絆」をテーマに10作品以上が描かれている。ガスという事で料理や食事がテーマのものがほとんど。1つのCMは1分くらいから長い物は2分半くらいあり、またそれを集めて一気に見るとよけいにグッとくる。私のおすすめは「おばあちゃんの料理」「母とは」「お弁当メール」の3本!最近、お母さんたちが作るキャラ弁(様々なキャラクターをモチーフにお弁当の中身を飾り付ける事)の写真をインターネットで自慢したりするのが流行っているのを耳にし、私は「どうせ自己満足のためでしょ」と思っていましたが、その「お弁当メール」のCMを見て、そのお弁当は子供達への愛情メール代わりなんだという事を知りました。そして母親からあたりまえのように毎日渡されるそのお弁当の意味を子供達はちゃんとわかっているというストーリーです。本当に心が温まります。そして同時に子供たちに安全なものを食べてもらえるよう、これからも頑張ろうという気持ちになりました。他の2本もそれ以上の感動作です!家族の真ん中にはいつも食べ物があるんだな~と改めて感じ、同時に私たちの活動の大切さを実感しました。

また、音楽教室のCM「千葉次郎の挑戦」。これは娘の結婚式で娘に披露するために不器用な父が音楽教室に通い楽器を習うというもの。私も子供の時にピアノを習っていて、1曲くらいは有名な曲を弾きたいと、1年くらい前までは娘の残していった電子ピアノを使って練習していました。しかし曲の半分近くまでいってからは現状維持がやっとでした。そして今はもう弾けないかも…(冷汗)。ですから全く楽器の経験の無い父親が仕事の合間に1曲完全に覚えるのにどれだけ苦労したかはよくわかります。これには「ピアノ編」と「サックス編」の2つがあります。「お弁当メール」のCMでは母の愛、そして音楽教室のCMでは不器用な父からの愛。本当に色々な形の愛があり、うまく表現されていると感じました。

そしてまた、海外でも「感動CM」は作られています。先日見つけたのはタイで作られたCM。やはり1本のCMの長さは3分前後。しかも日本よりレベルの高い仕上がりになっていて、まるで映画の予告篇のようです。字幕付きで見るのでよけいに入り込んでしまうのかもしれません。テーマは「無償の愛(やさしさ・親切)」。そして小さな食堂を営んでいるおじさんが食べる物に困っている人に暖かいスープを分けてあげるCMの最後に流れる「手渡す事が、最高のコミュニケーション」という言葉に共感を覚えずにはいられない。現在、私達が直接野菜の配送するポストも減ってきましたが、この言葉を胸にこれからもトラックを走らせたいと思います。

そして「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、今回の事に関しては、私がどんなに懸命に文章で表現してもその内容の半分も伝わらないと思います。ですからパソコンやスマートフォンをお持ちの方はYouTube」のホームページで、キーワード「感動CM」と入力してみてください。また、ご自分ではお持ちでなくても、お子さんやお孫さんはインターネットに接続できる機器をお持ちだと思うので、チャンスがあれば是非お願いしてみてください。多くの名作CMと出会えると思います。もちろんお子さんやお孫さんと一緒に見られれば最高ですね。CMだって映画と同様にプロデューサー、監督ほか様々な人たちの手によって作り上げられています。人の心は晴れたり曇ったり。でも必ずその時の気分に合った作品に巡り合えるはずです。そうそう…ハンカチの準備をお忘れなく(笑)。

生産者番号 56番 八代弘樹


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ようやくリフォーム完成! ~ 一難去ってまた一難 ~

人間、長い間生きていると予想もしない事が起こるものである。2年半前くらいであろうか。ある朝、台風による強風で軽く1トン以上ある炭窯の屋根2枚が吹っ飛び、隣にある我が家のビニールハウスの上へ覆いかぶさってきた(写真添付)。もちろんビニールハウスもたまったものではない。しかしビニールハウスの細い鉄のパイプは変形してしたものの、なんとかその屋根の重さに耐えていた。逆に考えれば、近所の家や施設を壊さずに済んで良かったと思う。

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しかしそのままにはしておけないので、急遽その屋根の撤去作業となった。炭窯の屋根は分厚いトタン。そして柱は昔、電柱に使用されていた木製の柱である。釘を一本一本抜きながらトタンを外していく。撤去作業は1日がかりだった。また屋根のビニールもかなり傷んでしまい、それから2年間、我が家のワラと農業機械を格納するビニールハウスの屋根はつぎはぎだらけであった。しかし昨年の稲刈りが終了後、ようやく新しいビニールを注文し、家族総出で張替を行いようやく終了。私もホッと一息ついた。

しかしそれから数週間後、配送から戻った翌日に何気なく新しいビニールハウスを見たところ…。なんと今度はそのとなりのビニールハウスの屋根が破けているではないか。確かに昨夜は少し風が強かったが…(冷汗)。この前やっと一箇所終わったばかりだったので私は愕然とした。しかし、そのビニールハウスを直さないと大豆を収穫する場所がない。しかたなくまたビニールを注文し、12月中になんとか修復した。

思い起こせば、私が会社を辞め農業を始めて間もない時、空から雹(ひょう)が降ってきた時があった。その結果は多分皆さんも容易に想像でますよね。ビニールは見事に穴だらけになりました。今もそうですが、そのビニールハウスは農業機械をしまっておくため、外から見えないよう透明でないビニールを使っています。値段も倍以上しますが、その分耐久性もあるという製品。しかし相手が氷の塊ではたまりませんね。その時、中から上を見ると穴から小さな光が漏れてきて「まるでプラネタリウムや~」といった感じでした。他県では竜巻や水害、雪による倒壊など様々な被害も報告され、ここ千葉県の南端は比較的被害が少ない地区に入ると思いますが、やはり修復作業には手間もかかります。今回のような事で作業の計画がずれると後々ひびいてきます。昔から神様へ祈るような信仰行事はありますが、今回は本当に神に祈る気持ちでした。

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私の地区には小さな神社があり、年3回の大祭があります。春にはその年の五穀豊穣を祈りお的の儀があり、夏には夏祭りで神輿を出して周辺をねりあるき、そして秋にはその年に採れた米や野菜を神に祀って感謝の気持ちを捧げます。実は私は15年近く前から祭礼の度に奏楽(そうがく)と呼ばれる、神前で演奏を行う係を仰せつかっています。その時だけは人ではなく、天人(てんじん)と呼ばれ、天と下界を結ぶ道を作るような役目で神様に近い者になるそうです…エッヘン(笑)。もちろんちゃんとした衣装にも着替えます(写真添付)。祭礼での奏楽は総勢4名で、構成は太鼓1、鼓(つづみ)1、横笛2となっています。そして私は笛を担当しています。ご存知のように笛は打楽器と違い、しっかり吹かないと音が出ません。おまけに学校で習う笛と違い、唇を当てる場所や吹く方向などによって音色が変わってしまいます。笛が2人いるのもそのためです。また若い頃は平気だったのですが、歳をとるにつれ息が続かなくなってきました。10分以上吹き続ける場面などでは酸欠状態で頭が真っ白になってきて、自分が今どこの部分を演奏しているのかがわからなくなり、もう一人と音がずれる時もしばしば。しかし、今は他の地区もほとんどがカセットテープやCDにたよっているところが多く、生演奏はめずらしいそうです。そして次にそれを引き継ぐ人はいないと思われ、私達がこの役を降りると、多分この生演奏での風習は途絶えてしまいます。ですからいつもメンバー同士「しかたないね」といいつつ頑張っています。

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そしてもう一つの行事が「お的の儀」です。私の地区ではその大役は区長さんが行ないます。弓矢で的を射て作物毎にその年の出来高を占います(写真添付)。ですから責任重大!私達の出番が終わってから区長さんのその出番は来るのですが、区長さん曰く「区長の仕事の中で一番やりたくない仕事」だそうです。12~3品目くらいの米、野菜、そして最後に「世の中」という項目があります。ですから15本近くの矢を射るわけです。区長さんといえば60歳を超えていますし、ましてや弓矢の経験などあるわけがないので、大きな的の中(中心ではない)に4割も入れば拍手喝采。しかし外れると周囲からのため息。区長さん本当にご苦労様です。また、三芳のある地区ではその役を若者が行ない、なんと滝で体を清めるとの事。的までの距離も私達の地区の何倍もあるそうです。地区によって行事は様々ですが、皆が食べ物に困らず平和な世の中を祈っているのは同じです。

生産者番号 56番 八代弘樹


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安物買いの…銭(命)失いを防止するために  ~ 三芳のミステリーツアー ~

 先日、軽井沢で発生したスキーバス転落事故。多くの若い命が一瞬のうちに奪われた痛ましい事故…というか事件!その事件を目にした時、私は一瞬背筋が凍るような気がしました。それはお正月に行った三芳の旅行の事を思い出したからです。

約一年前にメールマガジンで、昨年三芳のメンバーで宮城に行った時の事を書きましたが、最近はじわじわと参加者が減ってきています。私が会に入った15年前は20人近い参加者がいましたが、最近は12人前後となっています。一年に1回しかないお正月の長期休暇。しかも正月明けすぐという事で、家でゆっくりしたい気持ちもわかるし、70歳を超える人も多いのでしかたない事かもしれません。昨年の12月に、旅行を実施するのか否か、また幹事は誰がやるのかという議論になりました。正月明けの一般のパックツアーに割り込むにはもう時期も遅すぎます。また多くの参加者は見込めないため、バス1台を貸し切るには一人あたりの負担金が増えてしまいます。私が入ってから、幹事は私ともう一人の生産者が交互に受けていました。そしてその流れからすると、今回は私の番(別に決まってはいないが…(笑))。月に一度の全体会議では中止にしようかという雰囲気になりかけたため、私が「レンタカーを借りて自分達で運転していくというのはどうですか?」と提案。その後、先輩からの「方法は別として、やる方向で検討したらどうかい…」という後押しもあり実施する事になりました。

旅行はお正月の4日、5日に塩原温泉に宿泊し、那須高原を中心に観光して無事に帰ってきました。とはいえ、素人がプランを練り、自ら運転も行うミステリーツアー。レンタカーにナビ機能は付いているものの、予想と違う場所に着いてしまったり、食事なども予約しているわけではないので、寸前に皆の意見を聞いて全く別のお店に入ったりと予測不能な珍道中。しかし車の中で皆がお酒を飲みながら楽しそうにしている姿に、私は「来て良かったな」と感じていました。また、私が言いだしっぺだった事もあり車の運転を担当したのですが、参加した中でも私に歳の近い二人が常に私の事を気遣い、私の運転する脇や後ろから常に私に話しかけてくれました。普段も色々と愉快なメンバーですが、ちょっと仕事場から離れた場所で、普段と違った頼もしさを感じる事ができました。ですから私も一人ぼっちのような気分になる事もなく楽しい2日間の旅行でした。そして「また機会があれば運転してもいいな」とも思っていました…そう、先日のバス事故を目にするまでは(冷汗)。

落ち着いて考えると、私は自分も含め社長(一応、個人事業主(笑))を9人も乗せていたんだという事に気付きました。運転中はもちろん細心の注意を払っていましたし、メンバーから「これなら観光会社に就職しても食っていける」とお褒めの言葉もいただきましたが、もしも旅行先で何かあったらどうなっていたかと考えさせられました。今回も出来るだけ旅費を安くし、より多くの方に参加してもらいたいという気持ちで企画しましたが、今回の事故を起こした会社も、ずさんな管理で行政処分を受けていたなどの責任はあるとはいえ、安いツアーを計画した過程を考えると、対岸の火事とは言えない気がしました。今年はたまたま道路にも全く雪がなく運が良かったと思います。旅行の話は来年以降もあります。個人的には毎年続けていきたいと思いますが、慎重に計画をたてなければならないと感じました。

さて話はちょっと変わりますが、今回の事故の原因で「国が定める基準を大きく下回る価格で受注したのが問題の一つ」とされていますが、これはこの業界の事だけではないと思います。特に直接口に入れる食品業界にも同じような事が言えると思います。スーパー等で安い野菜や、加工品などを目にすると、例えば輸入野菜などは運送費を考慮すると生産者の原価はいったいいくらになるのだろうと考えます。また餃子などの加工食品もそれを作るだけの材料を集めただけで販売価格を超えてしまうのではないかと感じるものもあります。先日、捨てられるはずの冷凍食品の横流しが発覚して大問題になっていますが、皮や衣で包まれている安価すぎる加工品は何等かの理由があるはず。ちゃんと作られた物がそんな安い価格で販売できるはずはないと思います。そして、毎日ニュースなどでも相変わらず「激安」「食べ放題」など、品質よりも価格競争に勝利した内容ばかりが紹介され、国民に「日本では安くて安全なのは当たり前」というイメージを植え付けています。また評論家は、ここ数年、国産の農作物の輸出量が増えている事を絶賛しています。いったいその評論家は日本の食糧自給率を知っているのでしょうか。これからTPPが始まると、国内の有機農家を守るためには私達のような提携(TEIKEI)しかないと思います。しかもなぜ国内に安全な食べ物があるのにそれを海外に輸出し、わざわざ海外の危険な食べ物を買わなくてはならないのでしょうか。国と違い地方自治体では地産地消を推進しています。もう一度、国と地方が一緒に政策を考え直す必要があると思います。食品の安物買いで失うものは銭だけではないはずです。

生産者番号 56番 八代弘樹

 


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無農薬栽培のコーヒー!?はいかがですか ~ 畑でヌカ漬け?(笑)~ 

 今まで、私達三芳のメンバーが色々な新品目にチャレンジしている事は誇大広告と言われてもしかたないくらい積極的に報告してきましたが、今度はコーヒーにチャレンジ。写真を見てもらえればわかりますが、この豆のツヤはいかがですか。これをロースト(煎って)したら、さぞやいい香りがするでしょうね。
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 えっ…何かおかしいって??そんな事は無いですよ…と言い訳しても、食べる会の方もそろそろ私のネタのパターンがわかってきた頃でしょうか(冷汗)。実はコーヒーではなく「小麦」の写真です。今年も小麦を「小麦粉」と「うどん」に加工する時期になりました。以前にもお知らせしたと思いますが、加工してもらうのは黒澤製麺所という、有機栽培の小麦だけを扱っているところです。小麦は春の梅雨の頃に収穫します。そしてお米と同じように乾燥させた後に脱穀して大きな袋に詰めておきます。そして半年近く寝かしておくと、小麦のうま味成分が増します。そして冬になったら製麺所に出しています。しかし製麺所に出す前にゴミを取り除き、乾燥が足りなければもう一度乾燥させ、我が家ではその後に表面の薄皮を取るために磨きます。そうすると小麦の粒が輝いてきます。収穫時が梅雨である事、また加工に出すまでにも結構手間がかかりますので、昔に比べると生産者は減っていて現在は2人だと思います。
 また、我が家では以前に大麦も作っていて、夏には麦茶にして出荷していましたが、やはり収穫時期のタイミングの難しさ、そして真夏に麦茶を煎る作業の大変さに負けてやめました。我が家では外で大鍋を使って煎るのですが、マキを燃やして強火で煎る作業の苦労といったら言葉では言い表せません。暑いので周囲に扇風機を設置します。そして煎りが足らなくてもいけませんし、ちょっと煎りすぎると焦げてしまいます。同じ作業の繰り返しで、一瞬でも目を離すと真っ黒焦げになります。また完成した麦にちょっと火がついたものがあり、鉄バケツの中で一晩のうちに炭になってしまった事もありました。一つ間違えれば火事にもなりかねません。ちなみに昨年麦茶を出荷した人はひとりだけ。もしも今年の夏に麦茶が届く事がありましたら、焼き色に少々ムラがあっても大目にみてやってくださいね。やさしい会員の方ですから、大丈夫かと思いますが、多分生産者が煎っているところを見た方はいないと思うので一応お伝えしておきます。
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  さて、話を小麦に戻しますが、小麦を加工に出す頃になると、もう次の小麦の種まきになります。我が家でももう種をまきましたが、その前に小麦の肥料にするために畑にヌカをまき、トラクターで耕します。その時の写真を添付します。お米と同様に私達は小麦もヌカを肥やしにして育てます。鶏糞を使えれば最高なのですが、米や麦は面積が広いので、それに使ってしまうと野菜の分が足りなくなってしまいますので、我が家ではヌカだけで育てています。合鴨を使ってお米を育てている仲間もいますが、鴨は除草してくれるだけでなくの糞がお米の肥料にもなり一石二鳥。しかしお米は肥料分が多すぎると味が落ちるため、合鴨は早めに田んぼから出します。添付した写真を見ると「ヌカが多いんじゃないの?」と思うかもしれません。しかし、これくらいヌカを入れないと麦は背が伸びずに収穫できなくなってしまいますのでご勘弁ください。生産者によっては鶏糞が足りずに畑にヌカをまく人もいます。我が家でも米や麦だけでなく、ネギなど収穫までに期間がかかるものにヌカを使う時もありますが、決して畑でヌカ漬けを作っているわけではありませんのであしからず。ただし、もちろんヌカは有機物ではありますが未発酵のですので畑に多用する事はあまりいい事ではありません。これからも出来るだけ補助的に使わせてもらうつもりです。
 そして、昨年作ったうどんですが、一部の会員の方から「うどんにしては色が黒い」とのご意見がありました。この件に関して製麺所に問い合わせてみたところ、粉にする際に皮の部分(ふすま)まであまり細かくせずに、その部分を取り除けばもう少し白くなると言われました。しかし先日テレビの食レポで解説されていましたが、皮の部分(ふすま)が多く入ると栄養が増え、また繊維質が増えるのでダイエット効果も期待できるため、わざわざラーメンの麺を作る時にふすまを混ぜているお店があり、女性に大人気だとの事です。今回私の分は試しに昨年よりもっと白くなるようにお願いしてみましたので、どの程度色が違うのか比べてみるつもりです。ただ、色を白くすると同じ小麦の量からできるうどんの数は減ってしまいますから生産者にとっては不利。しかし色の違いでどう変わるのか、ハッキリした差があるのであれば今後どうするか検討していきたいと思います。その際はもしかしたら価格の見直しも必要になるかもしれません。今までは三芳だよりしか伝える術(すべ)がありませんでしたので、こちらで色々と検討している事など、伝わっていない事が多々あったと思いますが、差し障りのないものに関しては、これから私の責任においてメールマガジンでお伝えしていきたいと思います。多分食べる会の方にもご理解いただけると思います。それも「提携」活動のひとつだと考えます。

生産者番号 56番 八代弘樹

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リベンジを誓ってファイト!  ~ 今年の野菜の運勢は… ~

明けましておめでとうございます。2016年最初のメールマガジンです。歳のせいかもしれませんが、農業を始めてから本当に一年が早いと感じるようになりました。そしてメールマガジンを担当する事になってから、食べる会の会員の方との距離が近くなった気がします。しかし配送や会議、またイベント等で直接お会いした事の無い方は、このメールマガジンで私という人間を想像してくれているのかもしれません。私がラジオから流れる声だけでパーソナリティーの顔や体格などのイメージを作りあげているように…。まあ普段気取っているつもりは無いし、もちろんゴーストライターがいるわけでもありません。しかし、一つだけ伝えておきたい事…それはもともとこのような文章を書くのが好きではなかったという事です。小学生時代の夏休みなど、長期休暇の時に必ず出された作文や感想文の宿題。実はその半分以上を母が書いてくれていました。いつも休みの追い込みになると母がしゃべってくれた事をただ私が原稿用紙に書き写していただけでした。また、その感想文がクラスで取り上げられ、学校代表として出品される事になった事もありました。しかしその時には先生の手によって、また全くの別物に書き直されていました(笑)。その後、日記を書いても3日坊主。もちろん長期休暇の生活の記録帳に関しても天気さえ書くのを忘れ、最後に友達に見せてもらう始末。ただ一つ続いたといえば女の子との交換日記くらいでしょうか…(赤面)。ですからメールマガジンがこんなに長く続くとは思っていませんでしたし、一番信じられないのは私自身なのです(笑)。という事で、いきなりのカミングアウト(暴露)から始まった2016年申(さる)年。いったいどんな年になるのでしょうか。

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さて、皆さんが大好きな「玉ねぎ」ですが、昨年が大不作でしたね。しかし今年は良い苗が出来たようで生産者は皆、定植が済み、早く植えた人はもうシャキッとしてきて、葉先の色も濃い緑色になってきたようです。そう考えると、みかんなどの果樹はもちろんですが、野菜も果樹ほどの大きな波は無いものの、だいたい豊作と不作を繰り返しているようにも感じます。野菜は苗の出来で50%くらい決まってしまいます。苗の出来が悪い時は、それを余程良い場所に植えてせっせとお世話をしないと一人前になりません。それだけに手をこまねいているとその他の野菜の出来が悪くなってしまいます。ですから、今年の玉ねぎは何とかものにしたいと思います。ちょっとはずかしいのですが、今回は自分への戒めの意味も込め、昨年の玉ねぎ(特に出来の悪かった場所)の写真を送ります。靴の大きさと比べれば一目瞭然。ちなみにラッキョではありません。

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そして昨年末に皆さんから「卵はいつから特注できるの?」というお問い合わせをたくさんいただいています。卵が増えない大きな理由は二つ。一つは生産者の高齢化などによる疲れだと思います。若い頃は冬場でも暇さえあれば、クローバーなど青い草を刈り取って鶏小屋に入れていました。しかし今はそこまでの余裕がなく、野菜くずを入れるのが精一杯なのが現実です。そしてもう一つの理由は、鶏の羽数が少なくなっている事。それは鶏肉が余り気味だからです。会員人数が減っているのもありますが、現在の肉の出荷の形があまり得意でない方が増えているのかもしれません。鶏肉は会員1人あたり1袋送らせていただいた後は「特注」のみです。自宅の鶏をお肉にする時期を遅らせれば卵が増えて収入面では有利ですが、鶏肉の特注が来ないと鶏肉が売れ残り消費期限切れになってしまいます。ですから昨年から生産者はヒヨコの羽数を制限しています。もちろん鶏糞も減ってしまいますので、三芳としては苦渋の決断。鶏の荷姿の変更なども検討はしていますが、作業負荷の増大など問題があり前途多難。しかしお正月の一週間の休みで生産者も卵が溜まります。皆さんこの瞬間が特注のチャンスですよ!卵が欲しい方はこのメールマガジンを受け取ったらすぐに三芳までご連絡ください。

今年のお正月、皆さんはご馳走を食べましたか?やはりおせち料理ですか?ところで、なぜ「ご馳走」という言葉には「走」という文字が使われているかわかりますか?それは昔、大切な人をもてなすためには、自分で野山や海をり回り、食材を集める必要があったからだそうです。しかし今は、農家や漁師、そして物流の発達により、その意味が薄くなってきたようです。しかし食材を手に入れてもそのままではいけません。現代では食材に色々と手を加えて、見栄えや味の良いものにしなければご馳走とは呼んでもらえません。よって生産者と料理人のチームワークで現代のご馳走は出来上がります。私達は安全な野菜を作っています。そして母親の愛情が加わり家族の胃袋に入り丈夫な体が作られます。これからも二つのチームが一丸となって一人での多くの方を健康にしていければと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹


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2016年2月19日 (金)

今週の野菜

今週の野菜

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2月18日分

のし餅、菜の花、大根、人参、小松菜、チンゲン菜、ブロッコリー、切干大根、卵

野菜代金 ¥1890 のし餅 ¥1280 荷造り代金 ¥400

clover特注できる野菜・・・大根、切干大根、切干人参、味噌、梅酢、米粉、米、梅干し、干しシイタケ、マヨネーズ、卵

chick特注お待ちしています

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