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2016年2月20日 (土)

ようやくリフォーム完成! ~ 一難去ってまた一難 ~

人間、長い間生きていると予想もしない事が起こるものである。2年半前くらいであろうか。ある朝、台風による強風で軽く1トン以上ある炭窯の屋根2枚が吹っ飛び、隣にある我が家のビニールハウスの上へ覆いかぶさってきた(写真添付)。もちろんビニールハウスもたまったものではない。しかしビニールハウスの細い鉄のパイプは変形してしたものの、なんとかその屋根の重さに耐えていた。逆に考えれば、近所の家や施設を壊さずに済んで良かったと思う。

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しかしそのままにはしておけないので、急遽その屋根の撤去作業となった。炭窯の屋根は分厚いトタン。そして柱は昔、電柱に使用されていた木製の柱である。釘を一本一本抜きながらトタンを外していく。撤去作業は1日がかりだった。また屋根のビニールもかなり傷んでしまい、それから2年間、我が家のワラと農業機械を格納するビニールハウスの屋根はつぎはぎだらけであった。しかし昨年の稲刈りが終了後、ようやく新しいビニールを注文し、家族総出で張替を行いようやく終了。私もホッと一息ついた。

しかしそれから数週間後、配送から戻った翌日に何気なく新しいビニールハウスを見たところ…。なんと今度はそのとなりのビニールハウスの屋根が破けているではないか。確かに昨夜は少し風が強かったが…(冷汗)。この前やっと一箇所終わったばかりだったので私は愕然とした。しかし、そのビニールハウスを直さないと大豆を収穫する場所がない。しかたなくまたビニールを注文し、12月中になんとか修復した。

思い起こせば、私が会社を辞め農業を始めて間もない時、空から雹(ひょう)が降ってきた時があった。その結果は多分皆さんも容易に想像でますよね。ビニールは見事に穴だらけになりました。今もそうですが、そのビニールハウスは農業機械をしまっておくため、外から見えないよう透明でないビニールを使っています。値段も倍以上しますが、その分耐久性もあるという製品。しかし相手が氷の塊ではたまりませんね。その時、中から上を見ると穴から小さな光が漏れてきて「まるでプラネタリウムや~」といった感じでした。他県では竜巻や水害、雪による倒壊など様々な被害も報告され、ここ千葉県の南端は比較的被害が少ない地区に入ると思いますが、やはり修復作業には手間もかかります。今回のような事で作業の計画がずれると後々ひびいてきます。昔から神様へ祈るような信仰行事はありますが、今回は本当に神に祈る気持ちでした。

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私の地区には小さな神社があり、年3回の大祭があります。春にはその年の五穀豊穣を祈りお的の儀があり、夏には夏祭りで神輿を出して周辺をねりあるき、そして秋にはその年に採れた米や野菜を神に祀って感謝の気持ちを捧げます。実は私は15年近く前から祭礼の度に奏楽(そうがく)と呼ばれる、神前で演奏を行う係を仰せつかっています。その時だけは人ではなく、天人(てんじん)と呼ばれ、天と下界を結ぶ道を作るような役目で神様に近い者になるそうです…エッヘン(笑)。もちろんちゃんとした衣装にも着替えます(写真添付)。祭礼での奏楽は総勢4名で、構成は太鼓1、鼓(つづみ)1、横笛2となっています。そして私は笛を担当しています。ご存知のように笛は打楽器と違い、しっかり吹かないと音が出ません。おまけに学校で習う笛と違い、唇を当てる場所や吹く方向などによって音色が変わってしまいます。笛が2人いるのもそのためです。また若い頃は平気だったのですが、歳をとるにつれ息が続かなくなってきました。10分以上吹き続ける場面などでは酸欠状態で頭が真っ白になってきて、自分が今どこの部分を演奏しているのかがわからなくなり、もう一人と音がずれる時もしばしば。しかし、今は他の地区もほとんどがカセットテープやCDにたよっているところが多く、生演奏はめずらしいそうです。そして次にそれを引き継ぐ人はいないと思われ、私達がこの役を降りると、多分この生演奏での風習は途絶えてしまいます。ですからいつもメンバー同士「しかたないね」といいつつ頑張っています。

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そしてもう一つの行事が「お的の儀」です。私の地区ではその大役は区長さんが行ないます。弓矢で的を射て作物毎にその年の出来高を占います(写真添付)。ですから責任重大!私達の出番が終わってから区長さんのその出番は来るのですが、区長さん曰く「区長の仕事の中で一番やりたくない仕事」だそうです。12~3品目くらいの米、野菜、そして最後に「世の中」という項目があります。ですから15本近くの矢を射るわけです。区長さんといえば60歳を超えていますし、ましてや弓矢の経験などあるわけがないので、大きな的の中(中心ではない)に4割も入れば拍手喝采。しかし外れると周囲からのため息。区長さん本当にご苦労様です。また、三芳のある地区ではその役を若者が行ない、なんと滝で体を清めるとの事。的までの距離も私達の地区の何倍もあるそうです。地区によって行事は様々ですが、皆が食べ物に困らず平和な世の中を祈っているのは同じです。

生産者番号 56番 八代弘樹


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