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2016年4月 2日 (土)

鶏たちの最近の様子 ~ ピーちゃんその後 ~

最近の春の暖かさで、鶏も元気になってきて卵も増えてきました。これから5月いっぱいくらいまでは卵の調整が続くと思いますので卵がお好きな方は特注してみてはいかがですか。

現在、我が家の鶏は2群(2鶏舎分)いて、若い鶏は小さ目で殻の硬い卵を、そして先輩の鶏たちは、殻は少し薄いですが大きい卵を産んでくれています。普段は私が鶏たちのお世話をする事が多いのですが、鶏たちを見ていくつか気付く事があります。まずは雌(メス)鶏の鶏冠(とさか)です。もちろん若鶏と先輩鶏を比べれば先輩鶏の方が若干大きいのですが、同じ鶏舎の鶏同士を比べてみてもかなり違います。ご存知の通り雄鶏は立派な鶏冠を持っていて、やはり鶏冠が大きい方が立派でケンカも強いような気がします。ですらなんとなく鶏冠の大きな雌鶏は性格も男っぽいのかな…など、くだらない事も考えながら卵を集めています。我が家では朝と昼過ぎの2回、鶏たちのお世話をします。若い鶏たちの鶏舎に入ると、鶏たちも元気で、私に色々とちょっかいを出してきます。靴のひもをミミズだと思って引っ張ったり、卵を入れたバケツの中を覗きこみバケツひっくり返しそうになる鶏もいます。そして先日私の肩に飛び乗ってきた元気のいい鶏もいました。卵の量が増えてくると私も機嫌が良くなり、卵を産んで産卵場所から出てくる鶏に「お疲れ様!」の意味を込めて羽根の付け根をマッサージしてやったところ、気持ちがいいのかその鶏は逃げずにジッとしていました。そしてしばらく同じ事を続けていたところ、いつの間にか私の周りに寄ってくる雌鶏が増えてきている事に気付きました。これぞ「口コミ」効果なのでしょうか。鶏の世界でも人間社会と同じように女性同士のうわさ話はすぐに広がるようです(笑)。

我が家の産卵場所は木枠の中にダンボールを設置し、前面に布たらして中をうす暗くしています。中をうす暗くする理由は二つあり、一つは気分を落ちつかせて産卵してもらうためです。もう一つは他の卵などにちょっかいを出しづらくするためです。以前にも書きましたが、時々イボのような突起がある卵や、ゆがんだものなどがあり、明るいとそういう部分を鶏たちがいたずらします。そうすると産卵場の卵が割れて、他の卵も黄身でベトベトに汚れてしまいます。また、卵だけでなく周りのダンボールも突っついて穴をあけてしまいます。まあ、いたずらするくらい元気が良い鶏の方が卵もたくさん産んでくれるので、少しくらいは私も目をつむります。しかし最初はなかなかその場所へ産んでくれず、足元に多く産む時期があり苦労しました。もちろん鶏たちは鳥目で暗い場所は良く見えません。ですから産卵場が暗すぎて気味が悪いのではないかと思い、しばらくの間、前の布をめくりあげて中を明るくしてみました。するとその効果が出たのか少しずつその場所で産んでくれる鶏が増えてきました。鶏たちは親から色々な事を学ぶわけではありません。我が家ではほとんど他の鶏の様子のわからない鶏舎もあるのですが、鶏たちは成長するにつれ、先輩の鶏たちと同じような行動をとるようになります。その理由を考えすぎると眠れなくなってしまいますが、遺伝子によるものなのか…本当に不思議です。しかし鶏たちは鶏舎によって性格は少し違います。ただ我が家の場合は2年前にイタチ被害に遭っていますので、先輩の鶏たちはやはり元気がないようで卵の数も少なめです。

ところで生産者によって産卵の数は全く違います。鶏の健康状態は鶏舎が建てられている場所の影響を大きく受けるようですが、やはり湿っぽい場所は鶏たちも苦手。鶏の解体作業で私は鶏たちの内臓を取り出して健康状態をチェックする係なのですが、鶏たちの外見も変わらないのにお腹の中にたくさんの卵(の卵)が入っている鶏ばかりの生産者もいれば、ほとんど卵が入っていない生産者もいます。毎年の事ですがこの差には驚きます。何か秘訣があるのか聞きだしたいところですがおとなしい性格(?)のためなかなか聞き出せないでいます。ただ、イノシシや野犬などが鶏小屋の周りをうろついたりして、鶏たちが怯えるような事があるとストレス等で良くないとう話はあります。我が家のイタチ被害に遭った鶏たちも心に傷をかかえているのかもしれませんね。

Photo

実はもうすぐ新しいヒヨコたちがやってきます。今年も1軒あたり150羽までとなりました。これからまた、急いで新たな鶏舎の整備をしなければなりません。切りわらを敷き、飼育箱を作ってヒーターを取り付けます。今年、ヒヨコたちは無事に大きくなるでしょうか。そういえば、数人の会員の方の数人から「ピーちゃんは元気ですか?」と聞かれました。実は昨年末に他の鶏たちと別の鶏舎(今年ヒヨコを入れる予定の場所)に移したところ、1匹さみしく鳴いているのを野良猫が見つけ網の弱いところを破り、ある日に野良猫の餌食となってしまいました(悲)。今日は鳴き声がしないな…と思い鶏舎に入ったところ、食事中の野良猫と遭遇。数回ほうきで猫をやさしくなででやり(笑)、その後、猫は見逃してあげました。ヒヨコが来てから野良猫に入られたら大変!ピーちゃんは身を犠牲にして網が弱っている事を私に教えてくれました。ヒヨコが来たらこの事を無駄にしないようにしたいと思います。最後に私が撮った、哀愁漂うピーちゃんの写真を添付し、心から冥福を祈りたいと思います。

生産者番号 56番 八代弘樹


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