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2016年5月28日 (土)

九州地方を襲った大震災 ~ 自衛隊のあるべき姿とは ~

 毎日テレビやラジオ、また新聞でも伝えられている熊本や大分で発生している大地震。被災地の方々にとっては本当に夢にも思わなかった事であろうと思います。そして地震に関する専門家も今後の予測が立たず苦労している様子がこちらにも伝わってきます。確かに活断層は日本中に存在していますが、東日本大震災の後、次の大地震は南海トラフ近くだろうと言われていた矢先の出来事。しかも前震、本震の2回の大地震によって被災者も急増しました。

 私は首相からの「現地に自衛隊員を25000人派遣する」との言葉を聞いた時、いったい日本の自衛官は何人くらいいるのだろうかと思いました。そしてインターネットで調べたらなんと約24万人。これはこれでまた多い事にビックリ!しかしよくよく考えてみると、私達の住んでいるここ南房総市にも航空自衛隊峯岡山駐屯地がありレーダによる監視を主な業務とし活動している。また隣接する館山市にも海上自衛隊がある。

ちょっと話は変わるが、私は時々バドミントンで体を動かしている。そして練習や試合の時に時々自衛隊の人達も参加してくる。実は運動神経にはちょっと自信のある私。バドミントン歴は6年くらいだが、そこそこの腕前にはなった。しかしさすがに自衛隊の人には刃が立たず毎回やられっぱなしである。とはいえ普段はその人達をそんなに意識する事はなく「単なるスポーツ好きの若い兄ちゃん」くらいにしか思っていないが、今回のような被災地での活躍や、近隣諸国との緊迫したやり取りの映像などを見ると「日々どんな訓練をしているのか」そして「そういう緊迫した現場に派遣される時もあるのか」と考える。ですから自衛隊という言葉を聞くと、どうも他人事とは思えない。

本当は自衛隊が暇な世の中が望ましいのであろう。しかし最近は色々と大変だろうと思う。「防衛庁」から「防衛省」に格上げされ、政府をはじめ、お役人の考え一つで、ここ数年で命が危険にさらされるリスクが増えたのはまぎれもない事実。いったい自衛官はどう思っているのだろうか。バドミントンに参加される自衛官も様々で、確かに元気があってやる気満々の方がほとんどなのだが、逆に蚊も殺せないような優しそうな人も時々見かける。まあ、よくよく考えてみれば、自衛隊の中にも様々な組織があり、機械の整備や救護などの専門職の方などもいるだろうから、きっと適材適所でご活躍されている事と思う。しかし誰もが「生きるためのプロフェッショナル」である事は間違いない。「生きる」…それは人にとって一番大切な事でもあると思う。

実際、警察官や消防士は私達のような民間人と近い距離にいるが、自衛官となると普段はあまり関わる事が少ないのでちょっと遠く感じる人が多いと思う。しかし自衛隊員が行方不明者を懸命に探している姿をテレビで見ていて思う。自衛隊員がいるから、今回のような災害が起きても多くの国民がいつもと変わらない生活ができているのだと…。また日本のように平和な国にいると、普段は自衛隊のありがたみを感じられる機会が少ない。

最近は海外でも「テロ」などが増え、物騒な世の中になりつつある。しかし今回のような自然災害も昔に比べ増えてきたような気がする。日本もこれからどこでどういう災害が起きるのかはわからない。だから貴重な自衛隊の力を、他国やテロと戦うためなどに使っている場合では無い。それは、今まで人類が地球上でやりたい放題してきたツケに対する報いを受ける事になるのかもしれないからである。有機農業をしていると自然に対して人間がいかに無力であるかがわかる。

戦争やテロのように人の命を奪って褒められるなんておかしい。また自分達の正当性を人の命を奪う事で証明しなければならない信仰宗教なんて無いと思う。全ての宗教が他の宗教の事も敬い、また平和を祈るためのものであったと思う。

雨が多く地盤が緩んでいる現在も自衛隊員による懸命な捜索活動が続いている。もちろん被災した方を救うのも大切。しかし自衛官にも家族がいて無事を祈っているはず。以前に紹介した福島の消防団長の思い「人の命も大切だが、自分の命を守る事が一番大切」を忘れずに、しっかり体調管理をしながら任務を遂行して欲しいと思う。そして今後二次災害が起きず、地震が収束するよう祈りたいと思います。

先日テレビで自主的にボランティア活動を始めた子供達の映像を見た。お年寄りの肩を揉んだり、食事を運んだり。きっと離ればなれに住んでいるお子さんやお孫さんを思い出している方もいたはず。人から感謝されると本当に気持ちがいいもの。自衛隊の「衛(まもる)」の意味はこれからもずっと「命」であって欲しいと思いました。そして私は避難所で働く子供達の映像を見て、人を動かす原動力は「心」なんだ…と改めて感じました。今回は多分被災地へは行けないと思うので、今度募金箱を見かけたら協力させていただこうと思います。

今回の地震で亡くなられた多くの方のご冥福を祈ります。

生産者番号 56番 八代弘樹

 


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コメント

 自衛隊…色々な意味で、とても厳しい生活を訓練として毎日続けていらっしゃる方々。人を助けるためには自分に常日頃から厳しくないといけないのでしょうね。私にはとてもではないけれど、出来ないです。

 そんな私が書くのも何ですが、思いやりがあればきっと日本は、世界はもっと住みやすく、生きやすくなるのかも。自衛官も、警察官も、消防士も、消防団も、みんな自分たちの思いやりで自分たちの時間を使って他の方たちが過ごしやすい社会を作ってくれている。やっぱり、心ですよね。

投稿: 萩原 祐美子 | 2016年6月 6日 (月) 17時48分

災害はいつ発生するかわかりません。しかし、発生時はそれぞれのスペシャリストがその能力を発揮して被害を最小限に食い止めるよう努力するしかありません。ただし、一見自然災害のようで実は「人災」というようなものもあります。福島の廃炉に向けた作業がとてつもない数の問題が山積しているのをご存知でしょうか。多くの犠牲者を出したのにもかかわらず、また同じ間違いを繰り返してしまうかもしれませんね。残念です。

投稿: 八代弘樹(56番) | 2016年6月 9日 (木) 19時39分

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