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2016年9月13日 (火)

イベント「保育園・幼稚園に有機給食を!」に参加して

7月30日に渋谷の國學院大學で行なわれた、日本有機農業研究会と有機農業推進協会主催のイベントに参加しました。食べる会の会員であり、私たちがお米と野菜を届けているエイビイシイ保育園の片野園長さんの講演もあるとの事で古宮(12)、八代(56)の2名で参加しました。

片野園長の講演を聞きながら「エイビイシイ保育園とお付き合いする事になって、もう何年になるのかな…」と考えていました。実際には7~8年くらいでしょうか。献立の関係もあるので野菜については、栄養士の方や先生方と毎回相談しながら野菜を届けています。思い起こせば数年前に保育園の園長さんと話をした時に「子供達のために田んぼを1枚貸して欲しい」と言われました。その頃は子供の家でも田んぼを管理していたので、正直「もう1枚貸すの?誰が管理するの?」という意見もありました。そして食べる会の会員であるとはいえ、子供の家と違って外部の方ですので「もしも田んぼを失敗したらどうするの?」と生産者の戸惑いもありました。しかしちょうどその頃に三芳の営業担当の「企画係」という組織が運よく立ち上がったため、ずっとそのメンバーが中心になり今に至っています。今では、春に田植え、秋に稲刈りの年2回、子供たち、そして先生方と毎回にぎやかにイベントを行っています。

また、田舎のあぜ道に大勢の子供たちがいるのが珍しいのか、道行く車も速度を落とし、気になっている様子。特に田植えの時には子供たちは大はしゃぎ!なんといっても泥の感触は独特なので、あちこちから子供たちの叫び声が聞こえてきます。そして泥の感触を面白がる子と、気持ち悪がる子にはっきり分かれます。面白がる子は大はしゃぎで全身泥まみれになり、その泥が先生方やほかの子にくっついてもヘッチャラです。先生たちも子供たちの写真を撮りながら一生懸命に作業を手伝ってくれます。もちろん園長さんや理事長さんも同様です。そして今年の春から希望者は保護者も同伴で来てくれる事になりました。私たちも、親御さんがお子さんのいつもと違う様子を見て喜んでくれる姿を見て嬉しくなります。その時に「子供たちって大人を元気にしてくれる力を持っている」そう感じます。

そして田植え作業が終わると手作りの「ニコちゃん田んぼ」という大きな看板を立て、その前に学年ごとに集まって記念撮影でイベント終了。泥だらけになった子は、みんなの家で着替えて帰っていきます。

田植えの時は子供たちに稲の苗を3本くらい渡して「これでご飯一膳分くらいかな…」などと伝えたりします。そして泥の中にいる生き物などを通して「泥って決して汚いものじゃないんだよ」という事を少しでも理解してもらえたらと思います。これも「食育」という事につながると信じてこれからもずっと続けていけたらと思います。

話を先日のイベントに戻しますが、今回の講演で初めてわかった事があります。それはエイビイシイ保育園の給食が15年前から100%有機食材なんだという事です。というのは、私たちは露地栽培ですので、実際には保育園の希望の6~7割の野菜しか提供できていないからです。しかし子供たちの健康のために1食350円で安全な給食を提供してくれていて、そこで働く栄養士さんや調理担当の先生も子供たちに安全な給食を提供できているんだという「やりがい」を感じているようでした。経営者、そしてスタッフが一丸となって継続しているこの有機給食!これからも安く安全な食材をずっと提供し続けていきたいと思いました。

そして次は管理栄養士の小池先生から、有機給食を後押ししてくれるありがたいお話。「こ食」からの脱却が子供たちの健康に必要だとの事でした。「こ食」とは「孤(ひとりぼっち)」「個(好きな物だけ)」「小(食べる量が少ない)」「濃(濃い味のものばかり)」「粉(パンなどの粉製品)」だとの事。このエイビイシイ保育園の給食はすばらしいとおっしゃっていました。

そして脳科学者の黒田先生の「現在多用されている有機リン系農薬が子供たちの脳に悪影響を与えている」というお話しでした。重病の患者はもちろんの事、知能レベルが低い子供たちも農薬の影響を受けていて、その事を学会で発表しても農林水産省が農薬メーカーとつながっているので「データ不足」と言われてしまうとの事。しかし他国では問題視され、EUやアメリカでは残留農薬の基準値も厳しくなっています。特に「ブドウ」の値はEUの25番。ちなみに現在の農薬大国は「日本」と「韓国」です。

Photo_4

そして最後に隣の部屋での野菜の直接販売!食べる会からの応援もあり野菜は完売。そして更に他の保育園2~3箇所から私たちの野菜に興味があるとのお話をいただきました。これから園に直接伺って進めていく予定です。野菜を販売した時の写真を添付します。

Photo_5

また秋に行う子供たちとの稲刈りが楽しみです。

生産者番号 56番 八代弘樹


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