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2017年3月11日 (土)

フキノトウ出荷・イノシシ対策・のし餅づくり・シイタケ原木準備

55番 稲葉洋海

131日(火) イノシシのワナ見回り、エサ補充をしてから、出荷場へ。

  今日の出荷物は卵、里芋、大根、生姜、フキノトウ。1コースの配送で、事務所に寄って三多摩方面を回る。

★自分のところは旧三芳村増間にあります。山間地なので、ふきのとうが自生し、110日から出荷しています。わが家は自分と妻、発足2年目の生産グループに参加した妻の両親の4で農作業をやっていますが、フキノトウを採るのは主に父が行い妻がときどき手伝います。   

2 1日(水) 餌を鶏小屋に運び入れる(毎日の鶏の世話は父の仕事)。そのあと近所の手伝い。  杉の木の伐採と切り落とした枝の片付け。イノシシの処理とワナの復旧。出荷準備。夜は「みんなの家」で  生産グループ臨時定例会。春に入れる鶏のひなの問題。

★イノシシ対策は重要な日課です。「イノシシのワナ見回り、エサの補充」「イノシシの処理とワナの復旧」って?と思われるでしょうから説明しておきます。イノシシ対策というと、柵に電流を流す方法(電柵)を思い浮かべられるでしょうが、それは畑や田んぼへのイノシシの侵入を防止するもので、山間地の自分のところではワナを仕掛けています。ワナには「箱ワナ」と「くくりワナ」があり、自分のところでは両方やっています。

箱ワナは、家庭にある大型冷蔵庫を倒したくらいの大きさの金属製の檻の中にヌカなどのエサを入れ、イノシシが檻の中に入り、トビラを落とす仕掛けにあたると、閉まる仕組みです。くくりワナは、ワイヤーを使い、先端を輪にします。この輪を締めるいろいろな仕組みがあり、バネ等を使い、イノシシが輪に足を入れると仕掛けが作動して、ワイヤーで締めて捕える方法です。箱ワナもくくりワナも両方ともエサを入れた方がイノシシが寄って来るので、両方にエサを置いています。エサのヌカを食べるのはイノシシだけでなく、トリやタヌキ、アナグマ(この地方ではマミといいます)などが食べるので、エサがなくなっていることがあり、見回って補充します。毎日見回るのは、イノシシが捕まったかの確認と、箱ワナですと、トビラが閉まっていても箱の中に何も入っていなかったり、くくりワナですと、ワイヤーの輪が閉まっていても何もいない場合があり、そうした時にはエサを追加したり、ワナを復旧する必要があるからです。

今日はイノシシがワナにかかっていました。「処理」と書きましたが、正式な用語では「止め刺し」。自分は捕獲資格を取っています。はずして再度ワナを仕掛け直します。2月3日にも捕まりました。イノシシ対策は冬期だけでなく、1年中続きます。年間50頭ほど捕獲します。

2 2日(木) 出荷(卵、里芋、大根、生姜、フキノトウ、ブロッコリー)のあと、生産グループ会計の仕事として農協に行き、あちこちに振り込み。のし餅づくりの準備(米とぎ、薪の準備)。ワナの見回り。夜は生産グループ会計のまとめ。父は、春のひよこの導入に備えて鶏小屋の修理を始め、毎日続ける。

★自分は生産グループで会計の役をしていて、219日の総会に向けて1年間のまとめの仕事を一生懸命しました。

そのほか鶏対策の臨時定例会や役員会もあって、多忙の1週間となりました。

2 3日(金)のし餅づくり。イノシシの処理、ワナの回収・修理。夜、生産グループ役員会。

★来週のし餅の出荷になります。前日水に浸したもち米の水を切り、昔ながらの木製のセイロに入れます。庭の隅でスチール・カマドと羽釜で薪を燃やし、セイロを載せてふかします。次にふかしあがったもち米を餅つき器(3升用)でつきます。つきあがったら水を入れた大きなボールに入れます。それを1キロくらいに切ってビニール袋に入れ、ハカリに載せてきっちり11キロに調整してから、ビニール袋の半分になるようのします。

役割分担は、母が庭で火の番とセイロにもち米を入れる仕事、妻が餅の取り出しとビニール袋入れ、それに餅つき器を洗って次のスタートの段取り、自分は釜にかけたセイロを運ぶ力仕事や餅をのす作業をします(父は鶏の世話)。

1セイロで約6キロの餅がつけ、これを何回か繰り返しました。

2 4日(土) 出荷場へ(卵、里芋、ブロッコリー、フキノトウ)。イノシシのワナ設置。シイタケの原木にする木を倒す準備として周りの邪魔な竹や木を片付ける。出荷前と夜、生産グループ会計のまとめをする。家族は畑に敷わらをする作業。

★シイタケの「駒打ち」の準備に取りかかりました。シイタケ栽培の作業は、山の斜面で木を切って枝を落とし、1メートルくらいの丸太をつくることから始まります。これを乾かして、木の太さによって50100以上ドリルで穴をあけます。そこに菌を打ち込み――これを「駒打ち」といいます――、条件の良い場所に置きます。切る木の周りをきれいにすることは今後のために大切です。「駒打ち」をした原木にシイタケが出てくるのは、2年後です。

2 5日(日) 鶏の世話。生姜の水洗い。シイタケ用の木を倒す準備。

2 6日(月) 鶏の世話。シイタケを取って、干す。自家用の精米と出荷準備(ナ花、ブロッコリー、卵、里芋、フキノトウ、のし餅)。

家族は畑にわらをする作業。


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