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2018年8月28日 (火)

写真で見る8月の三芳

252 59番大橋一史

「生姜物語」

 820日頃から新生姜(葉生姜)の出荷が始まりました。早速14番蓑浦さんに収穫の様子を見せてもらいました。山の上の畑には、1メートル以上に成長した生姜がありました。

私事ですが、21年前、新規就農した最初の夏「三芳には笹みたいな葉っぱが生えた畑を見かけるけど、何だろう?」と思ったものでした。生姜畑を見たことがなかったのです。

 さて、生姜は土の中では、比較的浅いところに出来ています(土寄せの仕方次第では深くなります)。クワ等は使わず、茎を両手で持って、そのまま引き抜いて収穫。土

を落として、茎をハサミで切りそろえれば、お馴染みの葉生姜の姿となります。

(生姜の保存)

 6月に開かれた「食べる会総会」で、「生姜は長い期間出荷されてますが、どうやって保存しているんですか」という質問がありました。

確かに生姜は、8月~9月の収穫ですが、出荷は長い期間に渡ります。特注でもご愛顧いただき、人気の野菜です。寒さに弱い生姜は、10月~11月にかけて、

ボラと呼ばれる山肌をくり抜いた「ほら穴」(?)にしまいます。

 写真は50番渡辺克夫さんの生姜のボラです。入り口は1m50cm位。奥行きは、67m。横穴もあり生姜が収納されていました。かがんで入ると、中は涼しく広い。

原始人の一家が住めそうな空間となっています。このボラですが、渡辺さんが25歳位の時から5年かけて掘りました(渡辺さん現在79歳)。

山は「ザク岩」と呼ばれるもので出来ていて、入口部分はツルハシで掘り、中は狭いので、先の尖ったハンマーを片手で振り下ろして掘り進んだそうです。

縁農に来た消費者で、生姜ボラを見た人は、「防空壕だったのですか」と勘違いされてる方もいるようです。

生姜生産者は皆、大なり小なりこうしたボラを山肌に所有。これから1年。生姜はここでワラやモミガラに包まれながら、皆さまの元に出荷されます。まさにちょっとした物語。

「稲刈り始まる(コンバイン編)」

 815日。三芳でも稲刈りスタート。写真は君塚代表のコンバイン米。大きなコンバインのタンクにモミのみが蓄えられ、ワラの部分は後ろから細かく粉砕されて出てきます。

このワラは後で燃やし、田の肥料分に。その煙は三芳の夏の風物です。タンクが一杯になるとコンバインのアームを使って軽トラに移します。

コンバインを使うと1反(300坪)の田の稲刈りは1時間程で終了。

この後、機械乾燥ですが、その様子は来月号で。私も機械乾燥を見たことありません。

(はざかけ編)

818日。はざかけの稲刈りも始まりました。バインダーと呼ばれる機械で、刈る⇒束ねるの作業がリズミカルに行われ、1反の田なら2時間ちょっとで終了します。

ただ、これはあくまで刈り取りだけで、はざかけ米の場合は、天日干しの為の「ならし」を木や竹を使って作ります。刈り取った稲をならしにかけるのはまさに人海戦術。

縁農のお世話になることも多いです。この「ならし」太陽の恵みを受けるには最適ですが、台風には弱い構造。この夏すでに20号を数えるほど多発しているので心配です。

 その台風ですが、今のところ三芳の被害はこれと言ってありません。唯一私のトマトが倒された位。リスク分散で東西向きに100苗。南北に40苗の支柱を。南北向きが倒されました。

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