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2018年8月21日 (火)

十鶏十色

十鶏十色

                         20番 溝口和基

 

梅雨が明けてから一回か二回だけ雨が降り、その後は真夏日や猛暑日が続き、しばらく雨が降りませんでした。「雨よ降れー」と天に願っていたら台風が来ました。二回も。幸い潮風で野菜が枯れたなどということはなく、みんなの話を聞く限りでは被害は軽微だったようです。我が家ではニガウリが支柱ごときれいに倒れました。二回とも。ですが、きれいに倒れたおかげか、株が引っこ抜けることもなく、そのまま立て直しただけですみました。その後の実のつきは悪くなりましたが……。ニガウリは台風の多い沖縄の野菜なので潮風が来ても枯れないのですが、草勢が強く、葉がネットを覆いつくしてしまうので、支柱は交差させていますが、片側だけにネットを張って這わせています。両側にネットをかけると内側の実が見えなくなり、非常に収穫しづらくなるからです。そのため、片側に重さがかかり、葉がびっしりと繁っているので風の影響を受けやすいので二回とも倒れたのだと思います。二回倒れて、二回立て直して、二回補強しましたが、まだ葉は青々としています。

 

ニガウリの隣にトマトがありますが、そちらの支柱は何の被害もありませんでした。ただ、雨の後に実が割れてしまいました。トマトの実は雨が降らなくても収穫遅れで熟しすぎると割れますが、雨が降ると過熟でなくても割れてしまいます。さらに、しばらく晴天が続いてから大雨が降ると、一気に根から水分を吸収するので、半分近くが緑色のままの実も割れていました。810日の収穫分の7割ほどが割れていて、ほとんどが鶏小屋行きとなりました。トマト祭りの始まりです。

 

我が家では13回のエサと一緒に、背負いかごに入れた草や野菜くずを鶏小屋に持っていきます。今のところヒヨコは食べきれないことが多いので、草は12回です。夏野菜の一番人気はやはりトマトで、次にキュウリ、3番手がピーマン類で。その次はナスといったところです。なぜかオクラは見向きもされません。エンサイ・モロヘイヤは後回しにされていますが、次に行くと茎だけ残っています。オクラはそのままです。

 

トマトは、割れたものと疫病で色が変になったもの、カラスにつつかれたものや虫が入っているものなどを鶏小屋に持っていきますが、今までの時期はあまり量が多くなく、苛烈な奪い合いが発生します。が、今回は11個くらいあるので奪い合いもないだろうと思っていたら、熟した真っ赤なトマトに群がっていきました。最初にトマトをくわえた鶏は、独り占めしようと鶏小屋の隅へと持っていきますが、地面におろして啄んでいる最中に追いかけてきた別の鶏たちに横取りされます。そんなことが鶏小屋内のいろいろなところで繰り広げられています。そうかと思うと、熟しきっていないトマトを独占している鶏や、ほかの野菜をゆっくり食べている鶏、それらには見向きもせずひたすらエサ(米とヌカとカキガラ)をつついている鶏もいます。鶏にも好みがあるのかもしれません。

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