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2018年9月

2018年9月18日 (火)

彼岸頃迄

                                                     20番 溝口和基

 

 真夏の猛暑の時期でも、種まきをするものはいろいろあります。7月中には大豆とニンジン。8月中旬にはブロッコリーやカリフラワー、冬キャベツとレタスを畑の一部を苗床にして播種しました。8月下旬には白菜と京菜を苗床に、2回目のニンジンを畑に播き、ラッキョウを植えました。9月に入ってからはタマネギと春キャベツを苗床に、ダイコンを畑に播きました。この後はホウレンソウやコマツナ、二回目のダイコンを播く予定です。ナバナとカブも播きたいのですが、いまのところ畑が空いていません。

 

 この時期は夏野菜が終わりに近づき、収穫物は少なくなってきますが、種まきやら植え付けが多くて意外と忙しいです。加えて、日が段々と短くなり雨も多いので余計忙しいです。大豆は花が咲き終えて、小さな莢がついています。10月上旬にはエダマメとして収穫できそうです。最初に播いたニンジンは葉が10センチほどに伸び、そろそろ間引きのころ合いといったところです。収穫は10月下旬以降の予定です。ブロッコリー・カリフラワー・冬キャベツは畑に仮植して、一部は枯れましたが、ほとんどは無事に根付きました。レタスは定植を終え、ハクサイは定植の途中です。育苗床にある野菜は、彼岸が過ぎるまでには植えてしまいたいです。

 

 種まきや植え付けをするときになって畑に空きがない、ということがよくあります。収穫を終えた野菜をすぐに片づけられればいいのですが、夏野菜は株自体が大きくなるものが多く、片付けるのが大変です。葉菜類や根菜類などは、収穫しながら周りの草取りもすれば後が楽なのですが、果菜類などは収穫が終わってから一気に片付けることになります。夏野菜の中でも特に厄介なのがオクラとモロヘイヤです。オクラは茎が細いものなら簡単に引っこ抜けるのですが、太いものだと引っこ抜けないのでスコップを使って掘ります。モロヘイヤは野菜というよりも木といったほうがいいような姿になるので、引っこ抜くのは初めからあきらめて、草刈り機で根元を切り、トラクターで耕耘した後に根を拾います。

 

 オクラも草刈り機で刈ったほうが楽なのですが、地中に根を残したくないのでなるべく引っこ抜くようにしています。トラクターで耕耘すると、地中に残っていた根が地上に出てくるのもあれば、土の中に埋まってしまうものもあります。すべてを手で拾いきることはできません。こういう大きいものが土の中に残っていて、そのあとにダイコンやニンジンなどを播くと、伸びていく過程で障害物をよけるために曲がったり二股になってしまったりします。堆肥の塊なんかが直下にあっても同じことが起こるそうです。なかなかスムーズに事は運びませんが、やはり種まきは楽しいものです。

 

 今年入れたヒヨコが、9月の頭に卵を産み始めました。もうヒヨコと呼んではいけないかもしれません。若鶏の卵がだんだん増えてくるかと思いきや、1日に23個の状態が続いています。体の大きさがまだまだ小さい鶏もいるので、全員が生み始めるまでしばらくかかりそうです。ほかの生産者でも、まだ卵を産み始めていないという人が何人かいるので気長に待つことにします。


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2018年9月11日 (火)

お茶生産者佐藤さんより

                         お茶生産者 佐藤寛之

 

連日の猛暑

いつもお世話になっております。9月に入っても毎日暑い日が続きます。夏場はお茶の生育を妨げる雑草との戦いが正念場を迎え、

時には朝6時から作業を始め、昼間は休んで夕方から再開するといった工夫でなんとかやっていました。それにしても今年の暑さは異常でした。

お茶も8月上旬から中旬にかけて雨が降らなかったせいか、一部の幼樹は少し枯れてしまいました。来年以降もこんな暑さの夏がやってくるのでしょうか?

お茶の樹は徐々に成長していますので、これ以上枯れてしまわないよう、来年はもう少し頻繁に雨が降ることを願います。

今年の梅干しができました

今年も梅干しができました。去年の梅干しが丁度全て売り切れてしまい、9月の年間注文の発送から今年収穫した梅干しとなります。

昨年から赤しそから取り出して天日干しをする時期を出荷の2週間から1週間ほどまでに変更しています。

地元の漬物のプロフェッショナル農家さんから教えて頂き、色がより鮮やかになるとのことで実施中です。

闘茶会 清水代表になりました

毎年、茶生産青年会が茶審査技術協議会という大会を開催しており、今年は静岡市で全国大会が開催されます。

通称:闘茶会 清水地区では小島、両河内、庵原の3地区から若手お茶生産者が集まり8月中旬に県大会へ参加する選手を5名選出しました。

ただ、参加者が5名だったので、成績を問わず自動的に私も選手に選出されました(笑 

県大会の上位15名が全国大会に進出するとのことなので、頂いた練習用の茶葉を飲み比べて、県大会も頑張りたいと思います。

この闘茶会ではお茶の外観から産地を当てる審査、飲んで産地を当てる内質の審査、飲んで品種を当てる検査の総合得点で順位を決定します。

静岡含めた10の府県のお茶を飲み比べてみましたが、どのお茶にも個性があり、同じお茶でもここまで味が違うものなのかと驚きました。

お茶を上手に作ることだけでなく、かわばた園のお茶が他と比較してどんなお茶なのか勉強しておきたいと思います。

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2018年9月 4日 (火)

新米の収穫作業と貯蔵完了!

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                         32番 君塚 弘和

Q 君塚さんの新米収穫の様子を先週の写真メルマガ(252号)で見ました。

今年の作柄、食味はどうですか? 写真ではとてもよく実っている感じですが……

A イネミズゾウムシ、カメムシの被害は少ないですが、収量は期待したより少ないですね。

原因は夜の高温です。食味は昨年と同じだといいのですが、どうでしょうか、ちょっと自信がありません。

Q 最初のころ無農薬・無化学肥料では収量が少ないといわれていましたが、今はどうですか?

A 品種はひとめぼれですが、今でも10a6俵~7俵です(1俵は60キロ) 

Q 君塚さんは、昨年亡くなられた27番安田さんの田んぼを受け継がれましたね。長年無農薬でやってきた田んぼですから、

いいことをされましたね、君塚さんのお米への情熱を感じます。今年の総面積はどのくらいですか。収穫から貯蔵までに何日かかりましたか。

A 総面積は140aで、12日かかりました。 

Q コンバインでの収穫作業の写真を初めて見ました。軽トラックの荷台に脱穀された籾をアームで移すんですね、一日何回この行程を繰り返すのですか。

A 3条のコンバインで一日籾タンク6パイ分の稲刈りをします。籾のタンクがいっぱいなったら、荷台の容器に移します。

容器は2ハイでいっぱいになるので、家に運びます。これを1日に3回やります。

Q そのあと籾の水分を機械で乾燥させて、貯蔵ですね。お米は水分の含有量15%前後がおいしい、水分を調節できるのが機械乾燥の利点だと聞きます。

来月大橋さんが機械乾燥の様子を写真で紹介してくださるそうですが、乾燥作業はいつ、どこでするのですか。どこか専門の業者に頼むとか? 

A 私は乾燥、籾摺り、精米まですべて自分のところでやっています。乾燥機、籾摺り機、精米機をそろえています。

午前中に稲刈りをして、午後には収穫した籾全部をいっぺんに乾燥機にかけます。水分は多いときには25%ぐらいあります。乾燥機にかけて、15時間ぐらいで終了です。

Q 君塚さんのところはかなり多い量のお米ですが、乾燥のあと、どのように貯蔵するのですか。

A 籾の状態で米袋に入れ、コンテナで納屋で貯蔵します。コンテナといっても、廃車になった生産グループの配送車の箱を利用しているだけですが……

Q それを毎月少しずつ出荷するわけですね。

A 毎月出荷事務から玄米〇〇袋、白米〇〇袋出荷の指示がくるので、その分量を籾摺りし、玄米はそのまま、白米は玄米を精米機にかけて袋詰めし、出荷場に持っていきます。

A 「八十八度の手間をかけ」ですね。新米の収穫は農家にとって一年で一番うれしい時といわれますが、これから先心配なことは?

Q はやり日本全体お米を食べる方、食べる量が少なくったことですね。ますます荒れる田んぼが多くなります。

【コメント】生産グループでコンバインを持っているのは君塚さんと34番の田中さんの2人だけ。

コンバイン米の他の生産者は、君塚さんに頼んだり、近所の人やほたる米のグループの人に頼んだりしています。

籾摺り・精米も大方の生産者は、そのつど地域の共同作業所(出荷場の隣にもあります)等に籾を持って行って作業します。10キロ150円の使用料金がかかるそうです。    

 

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