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2018年10月16日 (火)

台風被害と去年の比較

台風被害と去年との比較

                          20番 溝口和基

 秋らしくなったとまでは言えない気温の日が続きますが、真夏と比べたらだいぶ過ごしやすくなりました。台風24号が去ってからは大雨も暴風もなく、それなりに作業がはかどっています。「食べる会しんぶん」182号に我が家の畑が冠水している写真が載っていましたが、あれは台風の直撃前の様子です。台風が直撃したときは雨は夜中に止み、その後も暴風が続いたので塩害を受けることとなりました。冠水した畑の水は半日ほどで引き、野菜が腐ってしまったなんてことはありませんでした。塩害を受けた野菜も、ものによっては持ち直しています。ナス・キュウリ・エンサイなどの夏野菜は一部生き残っていましたが、復活の兆しもほぼなかったので片付けてしまいました。

 秋冬野菜では、ハクサイ・ブロッコリー・レタス・ニンジンなど、枯れてしまった株もありますが、七割がた外側の葉が枯れてしまっただけで生き残っているもののほうが多いです。外葉にだけ潮風が当たり、真ん中にある生長点には当たらなかったためです。芽が出たばかりや小さいうちだと、生長点がむき出しで外葉が壁になってくれないので、そのまま枯れてしまうのだと思われます。外葉が枯れてしまうと株の大きさが一回りか二回りくらい小さくなり、また新しい葉を伸ばしはじめます。その分収穫までの時間が長くなるので、ある程度株が大きい状態で生き残ったものも、すぐに収穫できるわけではありません。10日くらいかけて、ようやく台風前ほどの大きさに戻りました。

 今の段階で出荷物を見るかぎりは、昨年よりも被害がひどいような印象を受けますが、そもそも台風が来る前から夏野菜が例年よりも少なくなっていたからだと思います。昨年の台風は1022日と29日に2週続けて直撃しました。それまでは夏野菜がそこそこ出ていたので、昨年の今頃は配送の中止などがありませんでした。ただ、昨年よりも早い時期に塩害を受けたので、今からなら冬野菜の播きなおしができます。なので、長期的に見れば昨年より被害は軽いのではないかと思います。これから大雨や塩害などがなければの話ですが。

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