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2018年12月18日 (火)

はなやさい

はなやさい            20番 溝口和基

台風に耐えた野菜や台風後に種まき・定植した野菜が、気温が下がらないせいで一気に成長し、収穫時期が重なっています。

台風後に播いた野菜は年末から年明けにかけて収穫する予定だったのですが、思ったより早く成長してしまいました。

そういうわけで、品目が多い状態は年明けには解消されると思います。あくまで個人的な見通しですが。

気温が高かったおかげで野菜がグングン成長しましたが、同時にレタスがトウ立ちしてしまいました。

「トウ立ち」という言葉は今まで何度か出てきた気がしますが、説明していなかったので調べて説明します。

「トウ」は漢字で書くと「薹」です。漢字が難しいのでカタカナで表記します。「トウ」は野菜などの花の茎のことです。

トウ立ちしてしまうと養分が花のほうにいくためか、根菜類は根が固くなり、葉菜類は茎が固くなります。

結球野菜は玉を突き破ってトウが伸びてきます。我が家のレタスも結球してすぐくらいにトウが外に出てきました。

 基本的には野菜はトウ立ちしたら出荷できませんが、逆にトウ立ちしてくれないと困る野菜もいくつかあります。

ブロッコリー・カリフラワー・ナバナなどの花蕾を食べる野菜たちです。適期に種まきをして、生育中に何事もなければ、

野菜はある程度大きくなってから、周りの環境に応じてトウ立ちします。レタスは高温を、ブロッコリー・カリフラワー・ナバナは低温を感受してトウ立ちします。

今年は秋の気温が高かったので、レタスはトウ立ちして鶏のエサとなり、ブロッコリーはなかなか蕾ができずに株が大きくなりました。

 トウ立ちしてくれないと困りますが、ブロッコリーとカリフラワーとナバナは株が大きくなる前にトウ立ちされても困ります。

株が小さいまま花蕾ができてもあまり大きくならないからです。早くに定植したら虫にたかられて、遅くしたら花蕾が小さくなります。

品種によっては越冬して大きい花蕾が収穫できるものもありますが、難しい野菜だとあらためて思います。

ブロッコリーと同じ時期に定植したカリフラワーはまだ花蕾が見えません。株は順調に大きくなっているので、たぶん大丈夫です。

ちなみに去年(今年の春に収穫予定だった)カリフラワーは、株だけ大きくなって花蕾ができませんでした。

 11月下旬くらいからブロッコリーの花蕾が見え始めました。株は大きく育っているので花蕾も大きくなると思います。

気温が高いままだったら花蕾が開いてしまう恐れがありましたが、ちゃんと寒くなってくれたので採り遅れなければ大丈夫でしょう。

いきなり寒くなりすぎて、人間のほうがダメになりそうですが……。初めて知ったのですが、ブロッコリーの和名は「緑はなやさい」だそうです。

今年もいろいろな天候不順があり、配送が隔週になるなどの影響を受けましたが、年末になって野菜が復活しました。

来年も悪天候に負けずに栽培をしていくので、どうぞよろしくお願いします。少し早いですが、よいお年をお迎えください。

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