« 2018年12月 | トップページ | 2019年2月 »

2019年1月

2019年1月22日 (火)

たまごの話

たまごの話                              20番 溝口和基

 

年末年始の配送が休みだった時も、鶏たちは卵を産むのを休んでくれません。出荷ができないので多少は親戚などに配ったりしますが、

それでもどんどん卵がたまってしまいます。マヨネーズも作りますが、この様子だとしばらくは特注が受けられそうです。

若鶏は初産の時期に卵をよく産み、寒くなると少し減り、春先になるとまた増え始めます。

我が家の若鳥は、最盛期には一日に羽数の半分ほどの卵を産み、今は羽数の三分の一ほどで安定しています。

若鶏がいる鶏小屋には高い位置(地面から150センチほど)と低い位置(30センチほど)の二か所に産卵箱を設置しています。

高いほうの産卵箱に入るには、いったん止まり木に乗ってから飛び移らないとたどり着けません。それにもかかわらず、

ほとんどの鶏が高いほうの産卵箱で卵を産みます。本能的に敵から狙われにくい、高い場所で産卵をしたがるものなのかもしれません。

それか、低いほうの産卵箱は入り口が狭いので入りづらいだけかもしれません。今度ヒヨコを入れる予定の鶏小屋を、年明けからリフォームしています。

そこの産卵箱を二階建てにしてみたので、上と下のどちらの産卵箱が人気となるか見てみたいと思います。

 産卵箱の床は木の板なので、そのままだと卵が産み落とされたときにぶつかって、ひびが入ってしまします。

そこで、卵の割れを防ぐために産卵箱の中にもみ殻か切り藁を入れています。入れてからしばらくは何事もないのですが、

そのうち鶏が切り藁を啄んで外に出すなどするので、だんだんと減っていきます。もみ殻を入れた場合には、わざわざ足でどかして窪みをつくり、

すわりのいい状態にするので床が露出してしまいます。

たまに産卵しているところに出くわすことがあります。産卵しそうな時と卵を温めているときに産卵箱に手を入れると威嚇されます。

鶏によってはつついてきます。あまり痛くありませんが、つつかれるのもいやなので産卵の様子を眺めていると、卵はとがった側を下にして産み落とされます。

卵の殻には小さな気孔が空いていて、それが丸い側には多く、とがった側には少ないので、とがった側のほうが強度があるため下を向いて産み落とされるそう

です。卵パックや箱に入れるときもとがっている側を下にします。

産卵の直後は卵の表面が湿っていますが、数秒もすると乾きクチクラ層という膜をつくります。クチクラ層は細菌が卵に入るのを防ぐ役割がありますが、

洗卵すると洗い流されてしまうそうです。水拭きでも取れてしまうのかはわかりません。産み落とされて湿っている間に、産卵箱の中の汚れが付着してしまう

ようですが、もみ殻はなぜかあまり殻につきません。卵の上に卵が産み落とされた場合も汚れは付きません。その時は下の卵にひびが入ると思いますが。

271

参考資料 『たまご大辞典 改訂版』 高木伸一著 工学社

| | コメント (0)

2019年1月15日 (火)

竹林の間伐作業の日々

かわばた園のお茶は、秋の収穫を終えると次の新茶の時期まであまりやることがありません。昔はみかんを栽培していたので、冬にもやることがありましたが、今では栽培していないので結構時間があります。という訳で?最近は暇ができれば竹林の間伐を行なっています。いろいろとやることもあり、父一人では手が回らなかったので現状はかなり荒れていて、枯れた竹が倒れていたり、竹が密集しすぎていて空が見えません。

 たけのこも3−4年生ぐらいの竹の根から多く出るものなので、古い竹が残っていると竹林の新陳代謝ができず、徐々にたけのこも取れなくなってしまいます。よく番傘をさして通ることができるぐらいの間隔というのを聞きますが、とりあえずはそのぐらいを目指しています。

 実際に作業をしてみると、竹を切ること自体は竹の中が空洞ということもあり簡単です。ただ、問題は切った竹をどうするかということです。竹を切る→3mほどに切りそろえる積み重ねる焼くor粉砕機にかけるという順序になりますが、かわばた園には粉砕機がありません。焼くにしても安全に処理できるところまで運搬しないといけない…。重機を使わず、全て手作業なので140本も処理するとヘトヘトです。地道な作業ですが、120本ずつゆっくり作業しています。最初はチェーンソーも使っていたんですが、急斜面ということもあり、重たいチェーンソーは取り回しが難しく、結局ノコギリが1番楽という結論になったので一人竹と戦う毎日です。ちなみに父は近所のみかん農家さんの収穫のお手伝いとイノシシ、シカ、サルとの追いかけっこに明け暮れています。

 竹林の整備には数年かかりそうですが、杉林の整備にはさらに時間がかかりそうです。茶畑を囲むように植林された杉林は、かなり密に植えられているので、日光を遮り、下草が全く生えていません。最近ではいろいろな地方で豪雨と土砂崩れのニュースを聞くようになり、私の住む地域でも数年前に大きな土砂崩れがありました。周辺の山も強度の間伐が必要です。あっちもこっちも、というわけにはいかないので、まずは竹林から。次に杉林を間伐して健康な山づくりを目指していきたいと思います。そうした山に囲まれたお茶は健康に育ち、より良いものになるのかなと思っているので、長い目で見て頑張りたいと思います。

                 かわばた園 佐藤寛之

| | コメント (0)

« 2018年12月 | トップページ | 2019年2月 »