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2019年11月

2019年11月25日 (月)

大器晩成(と、なってほしいです)   

         

                                  20番 溝口和基

 

 金木犀の小さな花が散るころになって山茶花が咲き始めました。水仙も例年と同じくらいの時期に葉が伸びてきました。桜は何輪か狂い咲きしましたが、他の木々は台風に惑わされていないようです。10月25日の大雨の後は畑がなかなか乾かずに、畑仕事がどんどん後回しになっていきました。ようやく秋晴れの日が増えてきましたが、今から種まきをしても間に合わない野菜が多いです。白菜・ブロッコリー・カリフラワー・タマネギなどは9月中、遅くとも10月初めまでに播種しないと、結球しなかったり花蕾が出てこなかったり、大きくならなかったりします。

 

 幸い我が家では、苗を寒冷紗で覆っていたので台風19号の潮風でやられず、畑が冠水したときも流されずに済みました。寒冷紗の中にあったブロッコリーやキャベツの苗は、播種した当初の予定では10月中旬くらいまでに定植するつもりでしたが、台風15号後の鶏小屋の修理などを優先していたため植えるのが遅くなりました。植えてすぐの、まだ根付いていないときに豪雨で冠水していたら流されてしまったであろうことを考えると、結果的には定植が遅れてよかったと言えます。そのかわり収穫も遅れます。流れて行ってしまったのはチンゲンサイだけです。

 

 台風15号の後に白菜を定植しました。10月初旬には外葉が横に広がり、中央付近の葉は立ち上がってきました。こうなると間もなく結球が始まります。そこに台風19号の潮風を受けましたが、外葉が枯れただけでした。白菜に限らず生長点が中央にある野菜は、外側を覆う葉が生長点を潮風から守っているので、ある程度大きくなっていれば株自体が枯れることはありません。白菜の見た目にはあまりダメージがないようなのでしばらく様子を見ていましたが、生長が停滞しているみたいでした。10月初旬と下旬でほとんど見た目が変わっていないように感じました。そんな折に豪雨で畑が湖になり、白菜の姿が見えないほどの水深になりましたが、なぜか枯れず、11月に入ってからようやく結球を始めました。

 

 芽が出たばかりの時に潮風や大雨に遭うとひとたまりもなく、ほとんどが枯れるか流されるかしてなくなってしまいます。活着しているときだと地上部に変化は見られなくても、根にダメージを受けているようです。細い根や新しい根が切れるか腐るかしてしまうので、被害後には根の再生がされているのだと思います。そのため、生育が停滞しているように見えるのでしょう。予定より収穫が遅れていますが、急かしたところで生育が早くなるわけではないので、今できる仕事を一つずつ片付けていくしかないです。時間がかかっている分立派な白菜になってほしいものですが、どうなることやら。

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秋の作業

                        かわばた園 佐藤寛之

 

 今年の秋の収穫は、昨年よりも3週間遅れての実施となりました。10月終わりになるまで気温が高く、収穫をいつから始めるかが悩みどころでしたが、11月に入ってようやく始まり、8日に無事終わることができました。

 写真は今回揉んだお茶です。かわばた園で扱う上煎茶や煎茶よりも色が薄く、平たく大きな茶葉が多いと思います。この時期に収穫した茶葉は含水量が少なく、上手に丸くしていくことができません。5月に収穫したお茶は自然と丸くなっていくので、お茶を揉んでいても大きな違いが感じられます。

 これをうちのやり方だと約130度~140度で60分~70分ほど焙煎していきます。温度や時間は外気温にかなり左右されるので、真夏に作るほうじ茶と真冬に作るほうじ茶は、温度と時間にもっとばらつきがあります。

 この秋の収穫は、すべての畑で行うわけではなく、一部の生育の良さそうな畑に絞って必要量を収穫していきます。収穫しない畑はどうするのかというと、ただただ葉の部分を刈り落として行きます。もう一枚の写真は刈り落とした茶畑です。収穫する畑と違い、お茶の木の高さを少し下げるためにやや深めに刈り落として行きます。

 この刈り落とした部分から来年の新芽が出てくるので、この刈り落としの丁寧さが、来年の新芽の出来に繋がってきます。簡単にさらさらと落としていくだけの作業のようですが、このぐらいの深さがいいかな?など色々考えながらの作業になります。

 

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2019年11月 5日 (火)

水復旧のため山中で奮闘

                                 55番 稲葉洋海

 私の住む地区(旧三芳村増間)では現在でも多くの家で水道が普及していません。我が家では家から500m位離れた山から出てくる水を塩ビパイプを使って家まで引いて生活しています。

台風15号が来た時には断水になり、翌朝復旧のために山へ。この日は長男(20歳、同居)の勤務先が停電で休みになり、いっしょに山へ連れていき、わが家の水の現状を伝え、作業を手伝ってもらうことにしました。

山へ行き、歩行の邪魔になる倒木をチェンソーで切りながら現場へ……。20m位にわたり杉の木が根っこごと倒れ、地中に埋めてあったパイプもいっしょにもっていかれている状態でした。そのパイプを引き抜こうとするも歯が立たず……。

ここまででいったん家に帰り、昼食。

20m分のパイプが必要となり、ホームセンターに買いに行くも停電のため閉店していて、必要な材料をかき集め、材料をかついで現場へ……。午後4時頃には水は復旧しました。

非常に蒸し暑い中での重労働も長男といっしょのためサボることも出来ず、作業に専念しました。

 15号台風の後も19号や大雨でまた木が倒れたりで、再三、水復旧のために山へ行くことになりました。

今回ふだん使っている電気、水のありがたさが身にしみました。

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