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2019年12月

2019年12月18日 (水)

冬の種まき

                     20番 溝口和基

 

12月になったと思ったら、あっという間に今年も残り2週間となっていました。1年を振りかえろうとしましたが、印象に残っているのは台風と停電と大雨のことばかりです。

台風被害については何度か書いたので、ほかのことがないかと思い出してみると、我が家で今年初めて出荷した品目がいくつかありました。セロリ・落花生・サツマイモ、それとズッキーニです。落花生とズッキーニは以前も栽培したことがありましたが、セロリとサツマイモは育てるのが初めてでした。今まで育てなかった理由は畑の空きがなかったからで、食わず嫌いではないです。実際に育ててみたら思っていたほど難しくなく、無事に収穫までこぎつけました。

 

 生き残った苗を早く定植したかったのですが、冬になってからも雨の日が多く、一度にまとまった量が降るので、畑がなかなか乾かず、どんどん定植が遅れていきました。できれば11月中にタマネギと春キャベツを植え切りたかったのですが、12月上旬までかかってしまいました。植えてしまえば、畑は乾燥していないので活着は順調に進み、キャベツはほとんど枯れていません。

 

 タマネギと春キャベツを植え終わり、エンドウの種まきも終えたので、年内の定植や播種はほぼ終了です。あとはホウレンソウや小松菜を播くかどうかが悩みどころです。春から夏にかけての時期では、気温が段々と上がっていく季節なので、播種が1週間遅くなっても野菜の生育が追い付き、収穫時期もあまり変わりません。対して晩夏から冬にかけては気温が下がっていくので、播種が1週間遅れると収穫が1か月遅れる、という話を聞いたことがあります。

 

 ホウレンソウと小松菜は寒い時期でも播けるので、収穫時期を見越して、播種時期を意図的にずらすことができます。経験則ですが12月中下旬に播くと3月中下旬に収穫、1月上中旬に播くと4月上旬に収穫となります。天候によりますが3月中下旬は気温が急に上がる季節なので、野菜も一気に大きくなります。アブラナ科の野菜は一気にトウ立ちするので、その前に収穫する必要があり、出荷量が急増します。なのでその時期を避けるために播種を遅らせようと思っていますが、狙った時期に収穫できるかは天候によるので試してみるほかありません。

 

 畑仕事が一段落したので半分吹き飛んだ鶏小屋の修理を始めました。やり始めたら残っている壁や屋根がボロボロなのが気になって、結局大規模改修しようと思っています。ヒヨコが来るまでに間に合いそうになかったら手短に済ませます。大雨のため定植が遅れたブロッコリーが小さな蕾をつけていました。1月中には収穫が始められるかもしれません。

 

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2019年12月10日 (火)

お茶がようやく海外へ

 

                          かわばた園 佐藤寛之

 

 1115日〜25日まで、県の輸出支援事業を利用してシンガポールとマレーシアへお茶の訪問商談を実施してきました。現地の飲食店や小売店、カフェなど様々な業態の業者様と商談を行いましたが、ほぼすべてが英語での商談でした。今回は通訳を付けずに行ったことに加えて、こうした営業活動は慣れていないので、毎日が冷や汗でした。果たしてこちらの言いたいことは伝わっているのか? このニュアンスをどう英語で伝えればいいのか?など、とても勉強の多いものでした。

 

 結果、現地の日本人が料理人を務める天ぷら屋さん、ホテル、カフェで取り扱っていただくことが決まり、以前からずっとしたいと思っていた輸出がついに実現しました。輸出が決まったのはすべてマレーシアの業者様なので、かわばた園の第一歩はマレーシアということになりました。

 

 今後、どういったところに展開していくかはいろいろな巡り合わせもあるので分かりませんが、機会があればまた海外に行ってみたいと思います。

 

 ちなみに現地では煎茶はあまりなく、烏龍茶や紅茶が多く親しまれていました(ほとんどがティーバックタイプのものです)。ただ日本茶の中でも抹茶は馴染みの深いものとなっており、抹茶ラテやスイーツは至る所で見ることができました。日本でも最近、ほうじ茶を使ったものが増えてきましたが、現地でもやはりそうしたものが少しずつ増えているようです。

 

 ただ、若い世代が急須を持たなくなってきていることは海外でも問題意識として強くあり、他のものとの差別化や、お茶の魅力の発信などが課題だと何人かの方がおっしゃっていました。急須があることが当たり前でない今、お茶事業者がどんな魅力を発信できるかが世界中で問われているなと感じた今回でした。                   (配送されたお茶に入っていたお便りから転載)

 

 

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